お出かけいく

お出かけいく

子どもと、お出かけ行く(育)。30代パパによる、子供に何事もリアルに体験させてみようという試み。

おさるのジョージ展 「ひとまねこざる」原画の魅力や知られざる一面、豊富すぎるジョージグッズ 松屋銀座

今回は、2017年8月9日(水)〜8月21日(月)まで、松屋銀座で開催されていた

『おさるのジョージ展「ひとまねこざる」からアニメーションまで』へ、お出かけした記録です。

 

おさるのジョージ展

f:id:odekakeiku:20170811064608j:plain

我が家の4歳娘も大好きな、Eテレで放送しているアニメ「おさるのジョージ」 

原作は、アメリカの絵本作家マーガレット・レイハンス・レイ夫妻の絵本「ひとまねこざる」シリーズ。

「ひとまねこざる」シリーズの絵本のジョージは、アニメ版とはまた異なり、優しいタッチで愛らしく見ていて癒されます。

そんな「ひとまねこざる」の貴重な原画や、未発表作品など200点が見られると聞いて松屋銀座の「おさるのジョージ展」へやって来ました。

 

おさるのジョージの知られざる一面

f:id:odekakeiku:20170811090336j:plain

「おさるのジョージ展」の中は、一部をのぞいて写真撮影は出来ませんが、色鉛筆等で描かれた原画の素晴らしさ以外にも、おさるのジョージの意外な一面が知れて大変おもしろかったので、備忘録としてメモしておきます。

 

戦争をくぐりぬけた おさるのジョージ

作者のレイ夫妻はドイツ生まれ。

夫のハンスは第一次大戦後、兵役を終えた後、しばらくしてブラジルへ移住します。

妻のマーガレットは、ロンドンで写真家として働いた後、同じくブラジルへ移住。

2人はブラジルで結婚します。

レイ夫妻はヨーロッパへ新婚旅行に出かけ、パリに落ち着き絵本の制作をしていました。

やがて第二次世界大戦が勃発。

パリにもドイツ軍が迫る中、ユダヤ人であるレイ夫妻は、少しの荷物を持ちパリを自転車で脱出します。

その時、持っていた原稿の中の1つに「フィフィのぼうけん」がありました。フィフィは、後のおさるのジョージです。

 夫妻は無事にヨーロッパを脱出、ブラジル経由でアメリカへと渡ります。

アメリカに移住した翌年「ひとまねこざる」を出版し、ジョージは人気者になりました。

戦争をくぐりぬけたおさるのジョージ―作者レイ夫妻の長い旅 (大型絵本)

戦争をくぐりぬけたおさるのジョージ―作者レイ夫妻の長い旅 (大型絵本)

  • 作者: ルイーズボーデン,アランドラモンド,Louise Borden,Allan Drummond,福本友美子
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2006/07/14
  • メディア: 大型本
  • 購入: 2人 クリック: 26回
  • この商品を含むブログ (8件) を見る
 

 

 

ジョージは、もともと8人兄弟?

きりんのセシリーと9ひきのさるたち (1981年)

きりんのセシリーと9ひきのさるたち (1981年)

 

レイ夫妻が最初にかいた絵本「きりんのセシリーと9ひきのさるたち

「ひとまねこざる」よりも前にかかれた絵本ですが、母さん猿と8匹の小猿が出てきます。

その8匹の猿の中に、「りこうで しりたがりやのジョージ」としてジョージが出てきます。

 

ひとまねこざるときいろいぼうし (岩波の子どもの本)

ひとまねこざるときいろいぼうし (岩波の子どもの本)

 

ただ、「ひとまねこざるときいろいぼうし」では、ジョージはもともとアフリカに住んでいて、黄色い帽子のおじさんに連れて行かれるという設定です。 

 

実際よりも2年早く、宇宙へ飛んで無事に帰還したジョージ

夫のハンス・レイは自然科学を学び、天文学にも大変興味を持っていました。

星座を見つけよう (福音館の科学シリーズ)

星座を見つけよう (福音館の科学シリーズ)

 

そんなハンス・レイがかいた星座の絵本「星座を見つけよう」。

自分も子供の頃、家にありました。星座だけでなく、光年の説明や、1日に4分づつ星は早くのぼりしずみしているなど、 天体の知識をわかりやすく解説しています。

日本にも、子供の頃この本を読んで天文学者になった方もいるそうです。名著です。

まさかこの本の作者が「おさるのジョージ」の作者だとは夢にも思っていませんでした。

 

ろけっとこざる (岩波の子どもの本)

ろけっとこざる (岩波の子どもの本)

 

「ろけっとこざる」で、ジョージも宇宙に行って帰ってきますが、これが出版されたのは1957年。実際に猿が、宇宙に行って無事に帰ってきたのは1959年。

ジョージは2年早く宇宙に行ったことになるそうです。

 

 入院している子供たちのためにかいた絵本

小児病院の関係者から「入院をしなくてはならない子供たちが、怖がらなくなるような絵本を作ってほしい」と依頼されてかいたのが、

「ひとまねこざるびょういんへいく」

ひとまねこざるびょういんへいく (岩波の子どもの本)

ひとまねこざるびょういんへいく (岩波の子どもの本)

 

 絵本完成後、レイ夫妻がボストン病院で、子供たちに読み聞かせをしている映像も残っているそうです。

 

他にも、夫妻が絵本に使う単語を集めた単語表や、ハンスが8歳の時に描いた上手すぎる風景画などなど、原画以外にも見所は多く、とても楽しめました。

 

おさるのジョージグッズ

f:id:odekakeiku:20170811090511j:plain

展示会の出口には、お決まりののグッズ販売

 

f:id:odekakeiku:20170811090538j:plain

EDWINのオーバーオールを着たジョージのぬいぐるみ

 

f:id:odekakeiku:20170811090550j:plain

デパートでの展示会らしく、京友禅の巾着や、てぬぐいもありました!

 

f:id:odekakeiku:20170811102036j:plain

原画のジョージが描かれたトートバッグ 各2,700円(税込)

 

f:id:odekakeiku:20170811102042j:plain

ジョージのトランプ 1,296円(税込)

 

f:id:odekakeiku:20170811102109j:plain

日本語の絵本も多数並んでいましたが、洋書の絵本などもそろっていました。

 

f:id:odekakeiku:20170811102222j:plain

ジョージのガチャガチャも

 

キュリアスジョージ オフィシャルショップグッズ

f:id:odekakeiku:20170811102157j:plain

こちらのコーナーは、アメリカ、ハーバードにある世界で唯一のCurious George(キュリアスジョージ:おさるのジョージ)のオフィシャルショップから来たオリジナルグッズ。

 

f:id:odekakeiku:20170811104413j:plain

オリジナルはオリジナルで独特な可愛さがありました。

 

f:id:odekakeiku:20170811112221j:plain

我が家は、絵本を中心に5千円近くお土産を購入。

3,000円以上購入で、ジョージのとくせいうちわ(なくなり次第終了)をいただきました。

 

はじめ「あまりおさるのジョージには興味ないなー」と言っていた我が家のママさんは、原画が想像以上に良かったようで、以前こちらで開催されたムーミン展よりも楽しめたそうです。

 

おさるのジョージ展

松屋銀座

2017年8月9日(水)〜8月21日(月)

午前10時〜午後8時(最終日は17時閉場。入場は閉場の30分前)

入場料:一般1,000円 高校生:700円 中学生:500円 小学生:300円 未就学児無料

さくらんぼ狩り、くらげ水族館、肘折温泉、羽黒山。山形・庄内 行程備忘録

初夏に行った山形旅行の行程備忘録です。

 

寒河江花咲か温泉 ゆ〜チェリー

東京から山形までは、車で約5時間弱。

早起きして張り切ったせいか思いの外、早く山形に着いてしまったので、寒河江でサクランボ狩りをする前に日帰り温泉に入ることに。

f:id:odekakeiku:20170810222631j:plain

営業時間6:00〜22:00

料金 大人:350円 1歳〜小学生:150円

朝早くから開いているのもいいですが、露天風呂含め3つの浴槽全て源泉は異なり、どれも源泉掛け流し。

おまけに朝は人も少なく、ゆっくり入れました。

 

寒河江 さくらんぼ農園八果園大沼

今回で3年連続、我が家の行きつけのサクランボ農園です。

f:id:odekakeiku:20170810222640j:plain

ホスピタリティあふれるスタッフのみなさんと、小さい子供も摘みやすい低樹栽培。

今年も事前予約をしたのですが、何度も断れ続け直前にようやく予約がとれました。

来年は、もっと早く予約しておきます。

 

www.odekakeiku.com

 

ただ一点、先ほど入った日帰り温泉「ゆ〜チェリー」の温泉の効能が思いの外効いて、家族3人とも体がポカポカ、汗ダラダラのなかのサクランボ摘み。

あんなに効能のある温泉とは思ってもよらず、誤算でした;。

 

 

クラゲの水族館 鶴岡市立加茂水族館 

寒河江から月山を越えて1時間半弱、鶴岡の加茂水族館へ

www.odekakeiku.com

 子供が行きたかった、念願のクラゲの水族館。

パパは行く前は、正直そこまでクラゲに興味はなかったのですが、予想に反してとても楽しめました。

遅めの昼食は、くらげラーメン等。

 

肘折温泉

こちらも、昨年に引き続き、2度目の肘折温泉。 

www.odekakeiku.com

www.odekakeiku.com

 

一流の温泉と、どこも規模は小さいけど個性あふれる温泉宿が集まった、良い意味で、何もなく地味で素朴な温泉郷です。

 

2日目

お昼 アルケッチャーノ 

www.odekakeiku.com

定番やメニューなどはなく、良質な庄内の食材を使った料理を提供、地産地消の先駆けとも言われるイタリアンです。

それにしても庄内には、フレンチやイタリアンのお店が多いのはなぜでしょう。

個人的には、酒田のフレンチ「ル・ポットフー」が好きです。

 

 羽黒山

「少しでいいから自然を満喫したい」というママのために、立ち寄った羽黒山の杉並木。

www.odekakeiku.com

 隋神門から国宝五重の塔までは、歩いても往復で40分ほど。

手軽に、フランスのタイヤメーカーも認める(ミシュラン三つ星)杉並木を散策できます。

 

腰掛庵 

庄内地方を離れて、天童の和菓子屋「腰掛庵」へ

www.odekakeiku.com

 ここは、以前お土産で家族に買って行った「わらびもち」がたいそう好評で、ママがわざわざでも行ってみたいというので、帰路に立ち寄りました。

どれも美味しい和菓子がそろいますが、お店の雰囲気も素敵です。

 

 

 Ice cafe' 弘水

f:id:odekakeiku:20170810233040j:plain

明治から続く天童の製氷屋さんが経営する、アイスカフェ

 

f:id:odekakeiku:20170810233043j:plain

閉店ギリギリに立ち寄ったせいか、売り切ればかりでした。

 

f:id:odekakeiku:20170810233046j:plain

残っている、さくらんぼみるく、レモンみるく、トマトみるくを注文。

ボリューム満点でした。

 

道の駅 天童温泉産直サンピュア

f:id:odekakeiku:20170810233730j:plain

ここ以外も、産直や道の駅はちょくちょく立ち寄っていたのですが、ずっと探しているお目当の物が、どこもありませんでした・・・

 

f:id:odekakeiku:20170810233733j:plain

しかし、最後に立ち寄ったこちらで発見!

幻の黄色いさくらんぼ「月山錦」です。

ずいぶん昔のこと山形に行った時、農家の人からいただいた黄色いさくらんぼが、とても美味しくずっと探していました。

なんでも、痛みやすい性質から山形県外にはあまり流通していないとか。

他のサクランボより高めですが、お土産に購入しました。

 

天童最上川温泉ゆぴあ

f:id:odekakeiku:20170810234355j:plain

高速で帰る前に、最後に立ち寄った日帰り温泉。

100人はゆうに入れそうな大きな露天風呂等々、温泉もいいですが

 

f:id:odekakeiku:20170810234357j:plain

将棋の生産量日本一の天童らしく、巨大な将棋盤に子供も興味津々でした

 

f:id:odekakeiku:20170810235059j:plain

入浴券を買う自動券売機に、「レンタル将棋」なんて初めて見ましたわ。

 

 

とても有意義な、二泊三日の山形旅行でした。

 

www.odekakeiku.com

 帰りの5時間の運転は特に疲れるから、やはり山形新幹線もいいですな。

 

 

www.odekakeiku.com

www.odekakeiku.com

腰掛庵 定番の「醸まん」と自慢の「わらびもち」山形県天童市

腰掛庵 Koshikakean  Japanese sweets,

Tendo,Yamagata,

今回は、山形旅行より天童の和菓子屋さん「腰掛庵」について。

 

 腰掛庵

f:id:odekakeiku:20170808192649j:plain

以前、所用で天童を訪れた際に、地元の方に教えていただいた和菓子屋の「腰掛庵」。

お土産で買って行ったら家族に大好評だったので、今回も立ち寄りました。

(写真は、昨秋と今夏行った時の)

 

f:id:odekakeiku:20170808192630j:plain

場所は天童公園(舞鶴公園)のそば、細い住宅街の中の道を行った所にあります。

 

 

f:id:odekakeiku:20170808192826j:plain

中には喫茶もありますが、14時半までの受付で終了のようです。14時半前でも、ものがなくなり次第終了。

また夏季の氷を出す(氷は別の場所で営業)時期は、喫茶はお休みのようです。

 

f:id:odekakeiku:20170808213103j:plain

全て手作りの和菓子で、季節により色々な和菓子が味わえます。

いちごの時期(12月中旬〜5月中旬)は「いちごわらび」。

秋の栗の時期(9月中旬〜)は、栗を1つ1つ手で剥いて作った「栗名月」。

 

定番の「醸まん」と自慢の「わらびもち」

f:id:odekakeiku:20170808213108j:plain

お店でいただいた案内によると、腰掛庵の定番は「醸まん」(じょうまん)。

毎度お目当の1つですが、今回も売り切れでした。やはり午前中など早い時間に来ないと、完売してしまうようです。

地元の吟醸酒と酒粕で生地を練り上げた、酒饅頭です。

 

f:id:odekakeiku:20170808192637j:plain

今回も「わらびもち」と、季節の生菓子が入った「おすすめセット」を購入。

 

f:id:odekakeiku:20170808213136j:plain

お店でいただいた案内によると「わらびもち」は、腰掛庵の自慢のようです。

これを求めに来るお客さんも多いとか。

 

f:id:odekakeiku:20170808213141j:plain

ぷるぷるとした食感のわらび餅で、子供も大好物です。

 

f:id:odekakeiku:20170808213144j:plain

この日は、「柚子わらび」と「だだわらび」が入っていました。

季節によって内容は変わるそうです。

 

お店は蔵を改築

f:id:odekakeiku:20170808213149j:plain

腰掛庵は、明治時代に建てられた蔵を改築したそうで、1階は店舗と喫茶になっています。

少し2階も上がらせてもらいました。

 

f:id:odekakeiku:20170808213203j:plain

ちょっとした民族資料館のようです。

 

f:id:odekakeiku:20170808213216j:plain

机の上には顕微鏡。

「おじいさんは昆虫博士でした。」とのこと。

 

f:id:odekakeiku:20170808213223j:plain

とても落ち着く空間で、時間があれば、ずっと本を読んでいたいです。

 

f:id:odekakeiku:20170808213234j:plain

江戸時代、まんじゅう店の前には木馬を出しておいたとか・・・

さてなぜでしょう?

「荒馬し」・・・

「あら旨し」だそうです。

やはり民族資料館のようで、勉強になりました。

 

腰掛庵

山形県天童市北目1丁目6番11

TEL:023-654-8056

休み:月曜定休

時間:9:30〜17:00

 

www.odekakeiku.com

www.odekakeiku.com

www.odekakeiku.com

意外と神秘的なクラゲの世界!「クラゲのすいぞくかん」山形 鶴岡市立加茂水族館

Jellyfish aquarium

今回は初夏の山形旅行より、「クラゲのすいぞくかん」こと鶴岡市立加茂水族館です。

f:id:odekakeiku:20170805225119j:plain

 

くらげ水族館

今やどこの水族館に行ってもクラゲは人気物の1つですが、クラゲブームの発祥はやはりここかもしれません。

 

f:id:odekakeiku:20170805172317j:plain

クラゲの展示種類数世界一」としてギネスブックにも登録されたクラゲの水族館です。

 

庄内の魚展示コーナー 

f:id:odekakeiku:20170805172320j:plain

庄内の淡水魚や、庄内浜の海水魚など、クラゲ以外も見所は豊富です。

 

f:id:odekakeiku:20170805172326j:plain

ケサランパサラン

伝説の謎の生物?とされるケサランパセランも展示されていました。

おしろいを食べる正体不明の物体で、ケサランパサランを持っていると色々良いことが起こるそうですが、他人に見せると効果がなくなってしまうとか。

庄内地方には現在約38個確認されているそうです。

 

クラネタリウム

クラゲは英語で「jellyfish」ジェリーフィッシュ。

海にふわふわ漂っている。刺されたら痛みがひどい。など、それくらいのイメージしかありませんが、クラゲは

  • 骨がない
  • 脳がない
  • 心臓もない

意外と、ないないずくしの生物です。

 

f:id:odekakeiku:20170805225114j:plain

ミズクラゲ

クラゲと言えばこれ。一番よく見られるクラゲかもしれません。先日お台場でも見ました。

クラゲの大量発生で発電所が止まったり漁業に影響を与えたりと人騒がせなクラゲですが、意外とどこの水族館でも人気なようです。

 

f:id:odekakeiku:20170805225121j:plain

ブルージェリーフィッシュ

まるでビー玉のように色々な色があります。

英語名で「Jewelry jellyfish」宝石クラゲと呼ばれることもあるそうです。

 

f:id:odekakeiku:20170805225126j:plain

サムクラゲ

クラゲを食べるクラゲ。加茂水族館ではミズクラゲを毎日餌として与えているそうです。

 

f:id:odekakeiku:20170805225134j:plain

タコクラゲ

綺麗な模様で、丸い頭に、付属器と呼ばれる足が8本あることからタコクラゲと呼ばれるそうです。

 

f:id:odekakeiku:20170805225155j:plain

オワンクラゲ

2008年にノーベル化学賞を受賞した下村脩博士の研究で使われて有名になった、光るクラゲ。オワンクラゲも、クラゲを食べるクラゲだそうです。

 

f:id:odekakeiku:20170805225354j:plain

シンカイウリクラゲ

深海とつきますが、冬の北日本などでは、あがってきて見られることもあるそうです。

ネオンのようにキラキラと光っているように見え、まるで宇宙船のような形です。

 

クラゲ解説コーナー(クラゲ研究所)

f:id:odekakeiku:20170807115543j:plain

クラゲの成長や、餌、生体などを解説するクラゲ解説コーナーも充実しています。

 

f:id:odekakeiku:20170807114623j:plain

ミズクラゲの成長の様子を観察

 

f:id:odekakeiku:20170807115619j:plain

1日4回ほど職員の方による「クラゲの給餌解説」もやっています。

クラゲが餌を食べる様子を、液晶画面でリアルタイムに解説。

 

クラゲドリームシアター

f:id:odekakeiku:20170805225321j:plain

クライマックスは、このクラゲドリームシアター

 

f:id:odekakeiku:20170805225327j:plain

直径5mの世界最大級の水槽の中に、ミズクラゲが浮遊しています。

 

f:id:odekakeiku:20170805225332j:plain

この中に、ミズクラゲが約5000匹もいるとか。

とても癒される不思議な空間です。

 

ショータイム

f:id:odekakeiku:20170807120351j:plain

アシカとアザラシのショー

アシカとアザラシのショーを1日4回ほどやっていました(冬季は休み)。

 

f:id:odekakeiku:20170807120357j:plain

ウミネコの餌付け

スタッフの方から魚をもらって空に向かって投げると・・・

 

f:id:odekakeiku:20170807120401j:plain

ウミネコがすごい勢いで取って行きます。なかなかの迫力です。

 

レストラン「海匠ダイニング沖海月」

f:id:odekakeiku:20170807121117j:plain

昼食は館内のレストランへ。

 

f:id:odekakeiku:20170807121132j:plain

クラゲラーメン(750円)

キクラゲ(笑 が目につきますが

 

f:id:odekakeiku:20170807121151j:plain

もちろん海のクラゲも入っていました。

 

f:id:odekakeiku:20170807121142j:plain

鯛、クラゲの刺身定食(1,250円)

 

f:id:odekakeiku:20170807121214j:plain

鯛の刺身と一緒に、クラゲの刺身も。

ラーメンも定食も、クラゲ以外もどれも美味しかったです。

 

f:id:odekakeiku:20170807121231j:plain

デザートは、クラゲアイス

 

f:id:odekakeiku:20170807121240j:plain

アイスの中に、ちゃんとクラゲ(黄色い物)が入っています。

 

 

クラゲを見て、学んで、食して楽しめる、また是非リピートしたいクラゲの水族館でした。

 

 

クラゲかんちょーのクラゲじまん (ほるぷ水族館えほん)

クラゲかんちょーのクラゲじまん (ほるぷ水族館えほん)

 

小さな子供にも、クラゲの世界が気軽に楽しめる素敵な絵本。

撮影はクラゲ館長として、クラゲと苦楽を共にしてきたクラゲ水族館の元館長、村上達男さん。

それぞれのクラゲの特徴や「クラゲのひみつ」など、子供も大人も手軽にクラゲについて学べました。

 

鶴岡市立加茂水族館

〒997-1206 山形県鶴岡市今泉字大久保657番地1

TEL:0235-33-3036

年中無休

9:00〜17:00(夏休み期間は、〜17:30)

 

www.odekakeiku.com

www.odekakeiku.com

2度目の肘折温泉 若松屋村井六助と朝市

初夏の山形旅行より、ノスタルジー溢れる温泉街、肘折温泉に泊まった記録です。

 

2度目の肘折温泉

f:id:odekakeiku:20170804121948j:plain

山形の数ある温泉街のなかでも、アクセスが良いとは言えない肘折。

山形市内から車で1時間50分ほど。

山形新幹線の終点、新庄駅からでも車で50分ほど。

 冬は、東北でも有数の豪雪地帯です。

 

でも昨年泊まってみてレトロな雰囲気、温泉の泉質、名物の朝市などなど、どれも良かったので昨年に引き続き今年も肘折温泉に宿泊しました。

www.odekakeiku.com

 

若松屋村井六助

f:id:odekakeiku:20170802190019j:plain

今回のお宿は、若松屋村井六助さん

 1泊2食ついて大人一名8,500円ほど。4階建ですがエレベーターもあります。

 

さっそく目当ての温泉へ入ります。

f:id:odekakeiku:20170802190103j:plain

こちらは大浴場(殿方)。

源泉掛け流しで、温度は少し熱めの43度。

 

f:id:odekakeiku:20170802190044j:plain

貸切風呂もありました。

こちらは、六助源泉という館内で噴出している自家源泉のようです。

幸の湯」の名前は、高松宮殿下(昭和天皇の弟君)が命名したそうです。

以前、パパは阿川弘之の本をよく読んでいて高松宮は度々出て来ていたので、殿下との偶然な出会いに少し感激w

 

 

f:id:odekakeiku:20170802190047j:plain

貸切風呂は空いていれば札を「入浴中」に変えるだけで入れました。

家族3人で入るにはちょうど良い貸切風呂でした。

 

f:id:odekakeiku:20170802190114j:plain

夕飯は、山菜づくし。ほとんど山菜!

我が家はみな山菜大好きなのですが、同じ山菜とはいえ一品一品味付けがどれも異なり、とても美味しくいただけました。

 

 

f:id:odekakeiku:20170804093958j:plain

子供用に特別に出していただいた「笹巻き

宿のお子さん(2歳?)も大好きとのこと。

我が家の4歳児もとても美味しかったそうです。朝市でも売っているそうなので探しに行って見ましょう。

 

f:id:odekakeiku:20170802190133j:plain

こちらは朝食。

夕飯もそうですが、ご飯がとても美味しかったです。

お米は、女将さんの実家で昔ながらの自然乾燥をして作っているとか。

 

朝市

やはり肘折に来たら朝市はかかせません。

f:id:odekakeiku:20170802190203j:plain

宿泊した旅館の前に朝市が出ていました。

朝飯前に朝市へ。

 

f:id:odekakeiku:20170802190206j:plain

朝5時ごろは、バケツをひっくり返したような雨が降っていましたが、その時間からもうすでに始めていたそうです。

 

f:id:odekakeiku:20170802190212j:plain

昨夜いただいた笹巻きも売っていました。お土産に5個1セットを2セット購入。

 

 

f:id:odekakeiku:20170804115943j:plain

 東北でよく出る、シソ巻きも購入。

他にも、山菜や野菜も。

 

f:id:odekakeiku:20170804121832j:plain

 今年も楽しませてもらいました。

 

www.odekakeiku.com

www.odekakeiku.com

 

子連れでアルケッチャーノ 庄内の地産地消のイタリアン

今回は山形旅行記より、庄内で有名なイタリアンのお店、アル・ケッチァーノへお出かけした記録です。

「アルケッチーノ」とタイトルには書きましたが、正式には「アル・ケッチーノ」だそうです。

 

アル・ケッチァーノ

f:id:odekakeiku:20170801160651j:plain

庄内の地元の食材をふんだんに使い、地産地消の先駆けともいわれ全国的にも有名になったイタリアンです。

 

週末ともなれば、なかなか予約がとれません。

昨年の山形旅行では、結局予約がとれず断念。今年は3週間ほど前から予約して来ました。

 

f:id:odekakeiku:20170801161705j:plain

予約時に子供用の食事も頼んでいたので、入店時にはすでに子供の席も用意されていました。

我が家は子供1人ですが、なぜか子供用の席が2席も。

予約時に子供一人前の料理を注文していましたが、もしかしたら他にも小さな子供がいるかもしれないという配慮でしょうか。

 

f:id:odekakeiku:20170801162057j:plain

それとも、子供用の青い皿と、赤い皿の2セット用意されていたので、男の子と女の子がどっちきてもいいようにでしょうか。

 

子供用のワンプレート料理

電話で子供用のメニューは、ワンプレートのみと聞いていたので頼んでいました。

 

f:id:odekakeiku:20170801162547j:plain

カブの冷製クリームスープ

スープも出て来ました。甘く子供にも飲みやすいです。

 

f:id:odekakeiku:20170801162945j:plain

お子様メニューのワンプレート

トマトとベーコンのパスタ、ヒラメのソテーなどです。

 

f:id:odekakeiku:20170801163106j:plain

それと、パンも付いていました。

4歳児には十分すぎるほどの量です。

 

Aコース(5皿)

アルケッチァーノには、定番のメニューはありません。

その日の、食材でメニューが決まるようで、全てコース料理になっていました。

コースメニューは、

  • Aコース(5皿):3,800円
  • Bコース(8皿)7,700円
  • Cコース(10〜11皿)12,000円

とコースによって品数が変わってくるそうです。

我が家は大人用に、Aコースを2つ注文しました。

メインとパスタは、選ぶことができます。

 

f:id:odekakeiku:20170801164002j:plain

前菜:ヒラメのカルパッチョ

スープ:子供に出されたのと同じ、カブの冷製クリームスープ

 

f:id:odekakeiku:20170801164417j:plain

リゾット:庄内米はえぬきを利用した甘エビのリゾット

 

f:id:odekakeiku:20170801164522j:plain

パパのメイン:庄内豚のグリル

 

f:id:odekakeiku:20170801164529j:plain

ママのメイン:メバルの素揚げ

(いずれも、正式な名前ではなく、難しい名前がありましたw)

 

f:id:odekakeiku:20170801164537j:plain

ママのパスタ:鰤と大根のパスタ

 

f:id:odekakeiku:20170801164542j:plain

 パパのパスタ:月山筍のフィットチーネ

 

ドルチェ

f:id:odekakeiku:20170801165021j:plain

デザートは、ティラミス

それに食後にコーヒー、紅茶、ハーブティーが選べました。

 

f:id:odekakeiku:20170801165032j:plain

大人用のドルチェのあとに遅れて出て来た、かわいい子供用ドルチェ

イチゴに可愛く細工がしてあります。これに4歳児は大喜び!

はじめ、子供用のワンプレートメニューが2,500円って正直高いなぁと思っていましたが、スープワンプレートパン、かわいいドルチェも付いているので、値段的には、まずまずでしょうか。

 

 

オーナーの奥田政行シェフによるレシピ本も出ています。

アル・ケッチァーノのパスタ (小学館実用シリーズ LADY BIRD)

アル・ケッチァーノのパスタ (小学館実用シリーズ LADY BIRD)

 

毎回、自分で作るパスタの味が単調になっていたので、この本を参考にいくつか作ってみましたが、作り方はどれもシンプルで美味しくできました。

  

アル・ケッチャーノ

〒997-0341 山形県鶴岡市下山添一里塚83

TEL:0235-78-7230

定休日:月曜日

 

www.odekakeiku.com

www.odekakeiku.com

羽黒山 ミシュラン三つ星の杉並木と国宝五重の塔

羽黒山 Mount Haguro

今回は、初夏に旅行した山形旅行より、出羽三山の一つ羽黒山(他の2つは月山、湯殿山)へお出かけした記録です。

 

ミシュラン三つ星

あまりこういう書き方は好きではないのですが、羽黒山の杉並木はミシュラン・グリーンガイド・ジャポン三つ星***

三つ星は「わざわざ旅行する価値がある」場所だそうです。

The Green Guide Japan (Michelin Green Guide Japan)

The Green Guide Japan (Michelin Green Guide Japan)

  • 作者: Howard Curtis,Barbara Beeby,Elsie Pichel-Juan,Simon Knight,Malcolm Garrard
  • 出版社/メーカー: Michelin Travel Pubns
  • 発売日: 2015/10/07
  • メディア: ペーパーバック
  • この商品を含むブログを見る
 

この本、定番の東京、大阪、京都だけではなく、意外にも佐渡なども数ページにわたって紹介されていたり、外国人はこんなところに興味があるんだな〜と知れて日本人が読んでいても楽しめます。

 

f:id:odekakeiku:20170730231323j:plain

今回の出発地、隋神門へとやって来ました。

4歳娘は、羽黒山山頂まで行く気まんまんですが、超軽装なのと、時間がないので、今回は

 

f:id:odekakeiku:20170730232005j:plain

隋神門神橋・須賀の滝国宝・五重の塔の少し先までを行きます。

 

隋神門〜神橋・須賀の滝

f:id:odekakeiku:20170730232343j:plain

隋神門

白装束を着た参拝者の方もちらほら。ここは東北を代表する修験道の聖地です。

 

f:id:odekakeiku:20170730232358j:plain

隋神門をくぐると、下り階段が続きます。

ここからはじまる表参道は、山頂まで全長約2キロ弱、階段は2446段。

両脇には、国の特別展記念物に指定された、樹齢350年〜500年の杉並木が続きます。

 

f:id:odekakeiku:20170730233945j:plain

整備された道が続きます。

秡川(はらいがわ)にかかる、赤い神橋(しんきょう)が見えてきました。

 

f:id:odekakeiku:20170730233949j:plain

神橋は、秡川にかかる橋です。

昔は、参拝する全ての人々は、ここで身を清めたそうです。

対岸には、須賀の滝が見えます。

須賀の滝は江戸時代、月山から水路を引いて作った滝だそうです。

 

爺杉〜羽黒山五重塔

f:id:odekakeiku:20170730234921j:plain

神橋を渡って少し歩くと、樹齢1000年と言われる爺杉があります。

 

f:id:odekakeiku:20170730234925j:plain

以前は、婆杉と仲良く並んで立っていたそうですが、明治35年に婆杉は台風で倒れてしまったそうです。

 

f:id:odekakeiku:20170730234934j:plain

羽黒山のシンボルの1つ、国宝・羽黒山五重の塔

創建は、平将門と伝えられ、現在の五重の塔は南北朝時代に再建されたものだそうです。

ということは約700年ほど、ずっと建っているんですね。

高さ29m、ビルで言うと10階ほどの高さでしょうか。なかなかの迫力です。

 

f:id:odekakeiku:20170730235729j:plain

 参道の随所に、お地蔵さんや石碑が建っていました。

 

f:id:odekakeiku:20170730235732j:plain

 五重の塔から、少し杉並木をあがったところで、今回は引き返すことに。

次回は、山頂めざして歩いてみたいと思います。

 

隋神門〜国宝・五重の塔までの往復は、40〜50分ほどあればゆっくり散策でき、小さな子連れでもちょっとしたトレッキングが楽しめます。

 

国宝羽黒山五重の塔

JR鶴岡駅から約15km、車で25分ほど。無料駐車場あり。

庄内交通 路線バス 羽黒山頂・月山八号目方面行き「羽黒隋神門」下車。