腰掛庵 Koshikakean Japanese sweets,
Tendo,Yamagata,
今回は、山形旅行より天童の和菓子屋さん「腰掛庵」について。
腰掛庵
以前、所用で天童を訪れた際に、地元の方に教えていただいた和菓子屋の「腰掛庵」。
お土産で買って行ったら家族に大好評だったので、今回も立ち寄りました。
(写真は、昨秋と今夏行った時の)
場所は天童公園(舞鶴公園)のそば、細い住宅街の中の道を行った所にあります。
中には喫茶もありますが、14時半までの受付で終了のようです。14時半前でも、ものがなくなり次第終了。
また夏季の氷を出す(氷は別の場所で営業)時期は、喫茶はお休みのようです。
全て手作りの和菓子で、季節により色々な和菓子が味わえます。
いちごの時期(12月中旬〜5月中旬)は「いちごわらび」。
秋の栗の時期(9月中旬〜)は、栗を1つ1つ手で剥いて作った「栗名月」。
定番の「醸まん」と自慢の「わらびもち」
お店でいただいた案内によると、腰掛庵の定番は「醸まん」(じょうまん)。
毎度お目当の1つですが、今回も売り切れでした。やはり午前中など早い時間に来ないと、完売してしまうようです。
地元の吟醸酒と酒粕で生地を練り上げた、酒饅頭です。
今回も「わらびもち」と、季節の生菓子が入った「おすすめセット」を購入。
お店でいただいた案内によると「わらびもち」は、腰掛庵の自慢のようです。
これを求めに来るお客さんも多いとか。
ぷるぷるとした食感のわらび餅で、子供も大好物です。
この日は、「柚子わらび」と「だだわらび」が入っていました。
季節によって内容は変わるそうです。
お店は蔵を改築
腰掛庵は、明治時代に建てられた蔵を改築したそうで、1階は店舗と喫茶になっています。
少し2階も上がらせてもらいました。
ちょっとした民族資料館のようです。
机の上には顕微鏡。
「おじいさんは昆虫博士でした。」とのこと。
とても落ち着く空間で、時間があれば、ずっと本を読んでいたいです。
江戸時代、まんじゅう店の前には木馬を出しておいたとか・・・
さてなぜでしょう?
「荒馬し」・・・
「あら旨し」だそうです。
やはり民族資料館のようで、勉強になりました。
腰掛庵
山形県天童市北目1丁目6番11
TEL:023-654-8056
休み:月曜定休
時間:9:30〜17:00