Jellyfish aquarium
今回は初夏の山形旅行より、「クラゲのすいぞくかん」こと鶴岡市立加茂水族館です。
くらげ水族館
今やどこの水族館に行ってもクラゲは人気物の1つですが、クラゲブームの発祥はやはりここかもしれません。
「クラゲの展示種類数世界一」としてギネスブックにも登録されたクラゲの水族館です。
庄内の魚展示コーナー
庄内の淡水魚や、庄内浜の海水魚など、クラゲ以外も見所は豊富です。
ケサランパサラン
伝説の謎の生物?とされるケサランパセランも展示されていました。
おしろいを食べる正体不明の物体で、ケサランパサランを持っていると色々良いことが起こるそうですが、他人に見せると効果がなくなってしまうとか。
庄内地方には現在約38個確認されているそうです。
クラネタリウム
クラゲは英語で「jellyfish」ジェリーフィッシュ。
海にふわふわ漂っている。刺されたら痛みがひどい。など、それくらいのイメージしかありませんが、クラゲは
- 骨がない
- 脳がない
- 心臓もない
意外と、ないないずくしの生物です。
ミズクラゲ
クラゲと言えばこれ。一番よく見られるクラゲかもしれません。先日お台場でも見ました。
クラゲの大量発生で発電所が止まったり漁業に影響を与えたりと人騒がせなクラゲですが、意外とどこの水族館でも人気なようです。
ブルージェリーフィッシュ
まるでビー玉のように色々な色があります。
英語名で「Jewelry jellyfish」宝石クラゲと呼ばれることもあるそうです。
サムクラゲ
クラゲを食べるクラゲ。加茂水族館ではミズクラゲを毎日餌として与えているそうです。
タコクラゲ
綺麗な模様で、丸い頭に、付属器と呼ばれる足が8本あることからタコクラゲと呼ばれるそうです。
オワンクラゲ
2008年にノーベル化学賞を受賞した下村脩博士の研究で使われて有名になった、光るクラゲ。オワンクラゲも、クラゲを食べるクラゲだそうです。
シンカイウリクラゲ
深海とつきますが、冬の北日本などでは、あがってきて見られることもあるそうです。
ネオンのようにキラキラと光っているように見え、まるで宇宙船のような形です。
クラゲ解説コーナー(クラゲ研究所)
クラゲの成長や、餌、生体などを解説するクラゲ解説コーナーも充実しています。
ミズクラゲの成長の様子を観察
1日4回ほど職員の方による「クラゲの給餌解説」もやっています。
クラゲが餌を食べる様子を、液晶画面でリアルタイムに解説。
クラゲドリームシアター
クライマックスは、このクラゲドリームシアター。
直径5mの世界最大級の水槽の中に、ミズクラゲが浮遊しています。
この中に、ミズクラゲが約5000匹もいるとか。
とても癒される不思議な空間です。
ショータイム
アシカとアザラシのショー
アシカとアザラシのショーを1日4回ほどやっていました(冬季は休み)。
ウミネコの餌付け
スタッフの方から魚をもらって空に向かって投げると・・・
ウミネコがすごい勢いで取って行きます。なかなかの迫力です。
レストラン「海匠ダイニング沖海月」
昼食は館内のレストランへ。
クラゲラーメン(750円)
キクラゲ(笑 が目につきますが
もちろん海のクラゲも入っていました。
鯛、クラゲの刺身定食(1,250円)
鯛の刺身と一緒に、クラゲの刺身も。
ラーメンも定食も、クラゲ以外もどれも美味しかったです。
デザートは、クラゲアイス。
アイスの中に、ちゃんとクラゲ(黄色い物)が入っています。
クラゲを見て、学んで、食して楽しめる、また是非リピートしたいクラゲの水族館でした。
小さな子供にも、クラゲの世界が気軽に楽しめる素敵な絵本。
撮影はクラゲ館長として、クラゲと苦楽を共にしてきたクラゲ水族館の元館長、村上達男さん。
それぞれのクラゲの特徴や「クラゲのひみつ」など、子供も大人も手軽にクラゲについて学べました。
鶴岡市立加茂水族館
〒997-1206 山形県鶴岡市今泉字大久保657番地1
TEL:0235-33-3036
年中無休
9:00〜17:00(夏休み期間は、〜17:30)