羽黒山 Mount Haguro
今回は、初夏に旅行した山形旅行より、出羽三山の一つ羽黒山(他の2つは月山、湯殿山)へお出かけした記録です。
ミシュラン三つ星
あまりこういう書き方は好きではないのですが、羽黒山の杉並木はミシュラン・グリーンガイド・ジャポンで三つ星***
三つ星は「わざわざ旅行する価値がある」場所だそうです。
The Green Guide Japan (Michelin Green Guide Japan)
- 作者: Howard Curtis,Barbara Beeby,Elsie Pichel-Juan,Simon Knight,Malcolm Garrard
- 出版社/メーカー: Michelin Travel Pubns
- 発売日: 2015/10/07
- メディア: ペーパーバック
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この本、定番の東京、大阪、京都だけではなく、意外にも佐渡なども数ページにわたって紹介されていたり、外国人はこんなところに興味があるんだな〜と知れて日本人が読んでいても楽しめます。
今回の出発地、隋神門へとやって来ました。
4歳娘は、羽黒山山頂まで行く気まんまんですが、超軽装なのと、時間がないので、今回は
隋神門〜神橋・須賀の滝〜国宝・五重の塔の少し先までを行きます。
隋神門〜神橋・須賀の滝
隋神門
白装束を着た参拝者の方もちらほら。ここは東北を代表する修験道の聖地です。
隋神門をくぐると、下り階段が続きます。
ここからはじまる表参道は、山頂まで全長約2キロ弱、階段は2446段。
両脇には、国の特別展記念物に指定された、樹齢350年〜500年の杉並木が続きます。
整備された道が続きます。
秡川(はらいがわ)にかかる、赤い神橋(しんきょう)が見えてきました。
神橋は、秡川にかかる橋です。
昔は、参拝する全ての人々は、ここで身を清めたそうです。
対岸には、須賀の滝が見えます。
須賀の滝は江戸時代、月山から水路を引いて作った滝だそうです。
爺杉〜羽黒山五重塔
神橋を渡って少し歩くと、樹齢1000年と言われる爺杉があります。
以前は、婆杉と仲良く並んで立っていたそうですが、明治35年に婆杉は台風で倒れてしまったそうです。
羽黒山のシンボルの1つ、国宝・羽黒山五重の塔
創建は、平将門と伝えられ、現在の五重の塔は南北朝時代に再建されたものだそうです。
ということは約700年ほど、ずっと建っているんですね。
高さ29m、ビルで言うと10階ほどの高さでしょうか。なかなかの迫力です。
参道の随所に、お地蔵さんや石碑が建っていました。
五重の塔から、少し杉並木をあがったところで、今回は引き返すことに。
次回は、山頂めざして歩いてみたいと思います。
隋神門〜国宝・五重の塔までの往復は、40〜50分ほどあればゆっくり散策でき、小さな子連れでもちょっとしたトレッキングが楽しめます。
国宝羽黒山五重の塔
JR鶴岡駅から約15km、車で25分ほど。無料駐車場あり。
庄内交通 路線バス 羽黒山頂・月山八号目方面行き「羽黒隋神門」下車。