お出かけいく

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子どもと、お出かけ行く(育)。30代パパによる、子供に何事もリアルに体験させてみようという試み。

山形新幹線つばさ JRの幹線の中で最も急勾配な峠を越える、新幹線ではない新幹線

今回は、初夏に訪れた山形旅行より、山形新幹線つばさ編です。

 

新幹線なのに、あまり早くない?

以前、山形県内の温泉旅館に泊まった時に宿の方が

「車に抜かれるような新幹線なんて、山形の人はあまり乗らないですよ。新幹線なのに山形から東京まで時間かかるし・・・」

とおっしゃっていました。

たしかに本家の、東北新幹線は東京〜仙台間、約352キロを最速約1時間30分で結ぶのに対し、

山形新幹線は、途中の福島から在来線線路を走るため、東京〜山形間(東京〜仙台間とほぼ同じの)360キロを最速2時間26分、一番時間がかかるのだと2時間56分もかかります。

ちなみに東京〜新青森間で最速は2時間59分、ほぼ同じ時間で新青森まで行けちゃいます。

福島〜新庄間は、在来線の線路を走り、スピードも130キロ以内、踏切もあります。

厳密に言うと法的には、新幹線ではなく、在来線の特急だそうです。ゆえに、新幹線ではない新幹線とか、ミニ新幹線とも言われています。

福島〜新庄間は、フル規格の新幹線のように独立した線路を走るのではないので、たまに、カモシカやクマとも衝突して遅れます。

 速さが売りの新幹線なのに、たいして速くない。確かにそういう一面もありますが、山形新幹線特有の良さもあります。

鉄道系は詳しくないのですが、娘が「新幹線に乗ってさくらんぼ狩りに行きたい!」とずっと楽しみにしていたので、少し勉強してから乗りました。

 

E3系2000番台

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このヘッドライトの、上がカーブしたような形状のタイプは、E3系2000番台です。

わかる人にはわかると思いますが、漫画「つるピカハゲまる君」の目に見えてしまうのは自分だけでしょうか。。

 

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E3系2000番台は、行き先表示が、フルカラーのLED式になってます。

 

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E3系2000番台の車両は、普通席でも窓側下にコンセントがあります。東海道新幹線のようにビジネス客が多い路線ではないと思いますが、今や誰しもスマホを充電したい時代にコンセントは、ありがたいサービスです。

 

ステップ

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山形新幹線(秋田新幹線も)規格が一回り小さいので、東北新幹線内ではホームでステップが出ます。当然走行中は、バタンと収納されます。

 

 

板谷峠

東京駅を出て、大宮からは本来の新幹線のスピードで福島まであっという間に着きます。

やまびことの連結を離してここ福島から、この山形新幹線の楽しい山越えタイムです!

(福島からは在来線線路を走るので、厳密には新幹線ではないですが、通称で福島〜新庄まで山形新幹線と呼ばれています。)

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福島〜米沢間の、奥羽山脈を越える難所、板谷峠を越えていきます。

全国の新幹線の中でも好きなポイントの1つです。

この山深い、緑の絶景の中を山形新幹線は越えて行きます。

 

山形新幹線開業前は、4箇所でスイッチバックをして越えていたそうです。

ここは、現在JRの幹線の中でも、最も急勾配な38‰(パーミル)がある区間です。

1‰は、1000mで1m登る(または、下る)ことを意味しているので、12〜13階建てのビルを1000mかけて登る(または、下る)イメージでしょうか。

 

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新幹線とは思えないくらいのスピード(度々で恐縮ですが、厳密に言うと新幹線ではないけど)で、ゆっくりと登っていきます。

iPhoneのGPSで速度を計るアプリ(誤差はありますが、おおまかな目安になります)では、時速70キロを指しています。

この、新幹線車両に乗りながら山々を眺めつつ、ゆっくり登って行く感じがなんとも言えません。

広島生まれ育ちで東海道・山陽新幹線しか乗ったことのなかった妻は、結婚前に初めて山形へ一緒に行き、この区間を通った時「この新幹線すごいねー!こんな所を走るんだね〜!」と感激していました。

 

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福島を出て奥羽山脈を越え、約35分ほどで米沢駅に到着です。当たり前ですが、もうすっかり在来線のホームです。

 米沢牛と、アメリカ大統領J・F・ケネディも尊敬していたという上杉鷹山公がお出迎えです。米沢の隣にある飯豊町には、東日本最大のゆり園、どんでん平ゆり園があります。

今回は、山形まで行きましたが、米沢も素敵な城下町です。

 

 駅弁タイム

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 帰りの山形新幹線の車内から、楽しい駅弁タイムです。

お弁当の紅花の里山形特選牛めし、それと、さくらんぼ、宿でいただいた豆煎餅。

いつも車で運転している身なので、駅弁を食べれるのは、電車旅の至福のひとときです。

 

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紅花の里は、幕の内弁当でした。

 

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山形特選牛めし弁当 思っていたより牛肉のボリュームもありました。贅沢を言えば、温泉卵がついていて、のせて食べたら言うことないかも。

 

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肘掛が上げられるので、座席の間に子供を寝かせられるのもいいです。

 

E3系1000番台

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帰りの山形新幹線は、こんな目(ヘッドライト)のE3系1000番台

窓側下のコンセントはありません。

この開業当時からある、シルバーに緑の車体も、2016年10月29日でラストランを迎えました。

24年前、開業とほぼ同時に乗させてもらったことがあるのですが、当時は、まだ新幹線と言えば、白地に緑や青のデザインが主流だったなかで、山形新幹線は時代の先をいくようなデザインで、かっこいいなと思っていました。

 

今回は、JRの宿泊がパックになったフリープランを利用しました。温泉宿(1泊2日)と往復の新幹線(東京〜山形間、指定席)がついて、土曜日出発で1人、2万3千円ほど。

よく車を運転している身なので、渋滞知らずで読書をしたり寝ていられる、ゆっくりお弁当を食べながら、車窓も楽しめる。

やはり、鉄道旅は良いものです。

 

 

www.odekakeiku.com

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