お出かけいく

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子どもと、お出かけ行く(育)。30代パパによる、子供に何事もリアルに体験させてみようという試み。

今日は何の日。7月22日(2020年)「大暑」。暦と実際の気候とは、なぜズレる?

 7月22日(2020年)「大暑」

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今日、7月22日(2020年)は「大暑」

二十四節気の1つで、1年で最も暑くなる頃とされています。

 

写真は、東京都足立区の西新井大師にて、毎年この時期に開催されている、全国の風鈴を集めた「風鈴まつり」にて、福島の喜多方風鈴。

 

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暦(こよみ)と実際の季節とは、なぜズレが生じるのか?

素朴な疑問、よくニュースで「暦の上ではもう・・・」というような表現がよく使われますが、そもそもなぜ暦と実際の気候とではズレが生じるのでしょうか?

よく暦としてカレンダーや天気予報で使われる「大暑」「大寒」などは、二十四節気と呼ばれる、太陽が1年で通る道(黄道)を24当分した分割点のことを言います。

よって、暦の上で使われる、1年で最も日が長い「夏至」(6月22日頃)や、逆に1年で最も日の短い「冬至」(12月21日頃)は、暦と実際の日中の長さとは、ほぼ同日になります。

 

ところが、最も暑い頃とされる暦の「大暑」(例年7月22日、23日)を例にとって見てみると、日本の気候で1年で最も気温が上がるのは例年8月の上旬頃とされ、暦とは約半月ほどのズレが生じます。

このような実際の気候と暦での差が出てしまうのは、二十四節気が古代中国の発祥によるものというのが大きな要因と考えられています。

二十四節気が作られたのは、現在から約3500年ほど前、紀元前16世紀の殷の時代(現在使用されている二十四節気が完成したのはもっと後の時代)。殷の遺構が残る「殷墟」は、黄河近くの現在の「安陽」あたり。

現在でも、安陽における1年で1番暑い時期は、7月22日頃となっており、殷の後も、中国の歴代王朝は、黄河中流域〜下流あたりに都を置いてきていたので、二十四節気の季節感は、中国大陸の黄河中流〜下流域の気候に合わせて作られたものと言えるのです。

 

そのズレを解消すべく、日本でも2011年ごろ、実際の日本の季節感にあった二十四節気を作ろうという動きが日本気象協会を中心に出ました。

しかし、長年使われきた二十四節気の日本での文化的な定着もあり、混乱を招くという反対も多く、日本版二十四節気の制作実現とはならなかったようです。

 

類似した記念日

  • 5月28日「花火の日」
  • 6月1日「氷の日」
  • 7月7日「そうめんの日」
  • 7月14日「ひまわりの日」(ニュアンス的には気象衛星の方だけど花の方も)
  • 7月25日「かき氷の日」
  • 7月27日「スイカの日」
  • 10月17日「盛岡冷麺の日」
  • 1月21日ごろ「大寒」

 

7月22日その他の主な記念日

  • ナッツの日
  • 下駄の日
  • 著作権制度の日
  • 円周率近似値の日
  • ディスコの日
  • ONE PIECEの日

 

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