お出かけいく

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子どもと、お出かけ行く(育)。30代パパによる、子供に何事もリアルに体験させてみようという試み。

五月雨を集めて早し最上川舟下り 世界三大舟唄を聞きながら芭蕉の奥の細道をゆく!

♪よ〜〜いさのまが〜〜しょ〜え〜〜んやこらまかせ〜〜♪ (最上川舟唄より)

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山形に来たら、前から一度は、乗って見たかった最上川舟下り

芭蕉の「五月雨を あつめて早し 最上川」は有名ですね。

出かけた時期は7月、ちょうど旧暦の5月ごろ、まさに五月雨の時期です。

寒河江で、さくらんぼ狩りを楽しんだ後、

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2歳娘も乗りたいと楽しみにしていた、最上川舟下りを乗りに、古口港までレンタカーを走らせました。

最上川舟下りは、2社運行しています。

  • 最上峡芭蕉ライン観光
  • 義経ロマン観光

それぞれ、コースが異なります。

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今回は、最上峡芭蕉ライン観光にしました。

古口港(戸沢藩船番所)草薙港(川の駅、最上峡くさなぎ)までの定期航路、12キロを約1時間で、ゆっくり下るコースです。

この定期航路は、4月〜11月は、約30分おきに出港しています(12月〜3月は約1時間おき)。

 

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先ほどまで、雨がふっていたようなので屋根を付けていました。雨が降っても楽しめます。靴を脱いで、船内に備え付けの靴箱に入れます。

 

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以前、天竜川の川下りで転覆事故があったのをきっかけに、国土交通省からライフジャケット着用の通達があったそうです。大人はもちろん、子供用のライフジャケットを着て出港です。激流というほどではありませんが、万が一の事を考えれば安心です。

 

船頭さんのユニークトーク

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まさに芭蕉の句のように、川下りのスピードは早く、風が強いです。

船頭さんも、最初の説明で、「カツラ飛ばされないようにしてくださいね。みなさん笑ってますけど、中には、いるんですよ〜。かわいそうだから、すぐ拾いに行ってあげますからね。遠慮なく言ってください。」と冗談を交えて話していました。

途中、最上川の事や、周辺の観光情報、民謡披露、雑談など、船頭さんが楽しく話してくれます。

前の方のお客さんには

「まんま食べたか〜?うまそうなもの食べてんな〜。いいから早く食べろ〜。」と少しいじられていました。

船頭さんにもよると思いますが、楽しくいじられたいなら、前の方に陣取るのもありかもしれませんw。

 

休憩所

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途中、船着場に立ち寄ります。定期船では降りれないので、船にいながら、飲食物を購入できます。

 

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おばちゃんが、注文をとりにくるので食べたいものを注文して、乗船したまま購入です。

 

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さくらんぼ狩りでたくさん食べていたので、あまりお腹が減っていませんでしたが、とてもいい匂いがしていたので、ついつい購入してしまいました。

あゆの塩焼きがとても美味しく、2歳の娘がほとんど食べてしまいました。玉こんにゃくはもちろん、味噌焼だんごも、とても美味でした。

 

世界三大舟唄!? 最上川舟唄

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♪よ〜いさのまが〜〜しょ〜 え〜んやこらまかせ〜〜♪ お決まりの山形民謡、最上川舟唄です。

山形旅行の前から、我が家では事前学習として(?)、この最上川舟唄を、ことあるごとに流していたので、ママも2歳娘も口ずさみます。

この、独特な掛け声からはじまる舟唄は、民謡を超えた、山形を代表する名曲の1つでしょう。一度聞くと耳に残ります。

 

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最上川舟下りのパンフレットに気になる記述を見つけました。

「日本三大急流・世界三大舟唄」

日本三大急流は、わかるとして、世界三大舟唄???

調べてみると

  • 最上川舟唄(山形民謡)
  • ホフマンの船唄(歌劇オフマン物語より)
  • ヴォルガの舟唄(ロシア民謡)

と、山形県大江町のHPに記載がありました・・・。

山形関連のHPでは、世界三大舟唄の記載は多数見られますが、大元の出典はわかりません。

ホフマンの舟唄は存じ上げませんでしたが、ロシア民謡のヴォルガ(ボルガ)の舟唄は、

「♪えいこ〜ら えいこ〜ら もうひとつえいこ〜ら♪」と聞いた事がある方も多いのではないでしょうか。けっこうな名曲です。

かなり昔ですがアース製薬のCMで、ビリーバンバンが「♪虫こ〜ない、虫こ〜ない、網戸に虫こ〜ない♪」と歌っていた、その原曲がヴォルガの舟唄です。

個人的には「お酒はぬるめの燗がいい〜」の八代亜紀さんの舟唄もけっこう好きですけどね。。。

ともあれ、船頭さんの生の舟唄を聞きながら、初夏の風を受けて深緑の山々を見つつ、玉こんにゃくを食べる。まさに贅沢な時間でした(笑

 

白糸の滝

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ハイライトの白糸の滝が見えて着ました。芭蕉の奥の細道にも出てきます。

この白糸の滝を過ぎると、終着の草薙港です。

 

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あっという間の1時間でした。2歳娘も飽きることなく舟旅を楽しんだ様です。風は強かったですが、たいして揺れもなく、ママも心配な舟酔いもしませんでした。

 下船後は、乗船した船番所まで、路線バスが運行(20分、大人400円)していますが、下船場近くの、もうひとつのお出かけスポット、幻想の森に行きたかったのと、時間短縮のため、車の回送サービス(2,800円)を利用しました。

春の新緑、夏は涼しく深緑、秋は紅葉、冬は雪景色と、四季折々の最上川をリアルに味わえる最上川舟下りに、山形へお出かけの際は立ち寄られてみては、いかがでしょうか。

 

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最上峡芭蕉ライン観光

〒999-6401 山形県最上郡戸沢村古口86−1

TEL:0233-72-2001

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