江戸東京お花見の名所、上野公園。
お花見の主役のソメイヨシノだけでなく、3月上旬中旬より早咲きの桜をたくさん愛でることができます。
公園入り口の枝垂れ桜
京成上野駅の近く上野公園の入り口にある枝垂れ桜。
周りの寒桜とともに、早咲きの桜として有名です。
小彼岸(コヒガン)
ソメイヨシノが咲き乱れるお花見スポットの沿道に、ソメイヨシノより小さな樹木の桜「コヒガン」があります。
彼岸の頃に咲く花としてこの名前が付けられている早咲きの桜で、小さくかわいい桜です。
大島桜(オオシマザクラ)
上野の山を降りて、不忍池へ。
この辺りで多く目にする早咲きの桜は、オオシマザクラ。
オオシマザクラの花は良い香りがします。
そして葉は、塩漬けにして桜餅をくるむ葉としても使われます。
陽光(ヨウコウ)
天城吉野と寒緋桜を交雑して作ったまだ新しい桜です。
戦争中、教員だった方が戦死した生徒たちの冥福を祈って各地に送ろうと思い立ち作った桜です。
この陽光桜の誕生秘話が、笹野高史さん主演で映画にもなりました。
江戸彼岸(エドヒガン)
場所は、不忍池の横にある上野動物園西園内の爬虫類館横。
こちらも、彼岸の頃に咲く早咲きの桜で、花のつき方もボリュームも、ソメイヨシノに似ています。
ソメイヨシノが満開になるまで、各々の早咲きの桜たちを愛でるのも楽しいです。