今回は、東京メトロをお得に利用できるフリーパス、東京メトロ24時間券(600円)についてです。
2019年10月〜消費税増税後も、据え置きの 600円で発売するとのことです!
ちょっとした、お出かけや、観光、ビジネスに、けっこう使えます。
東京メトロ24時間乗車券 Tokyo Metro 24-hour Ticket
以前は、東京メトロの一日乗車券(大人710円)でしたが、2016年3月より、東京メトロ24時間乗車券が誕生しました。
この、東京メトロ24時間乗車券は、大人600円、小人300円と、以前の一日乗車券より値下げしたのも魅力ですが、最大の魅力は、最初の改札を通った時刻から、24時間使用できる券になったことです。
例えば、もし食事や飲み会などで、夕方から東京メトロに乗る予定があって、翌日も何度か東京メトロを使う予定があるなどの場合は、この24時間券を利用した方が得かもしれません。
例えば、夕方17時に24時間券を改札に通すと、日をまたいで次の日の同時刻まで使えます。
東京メトロの初乗りは170円ですから、170円区間なら24時間以内に4回乗れば元がとれる計算です。200円区間なら3回。
意外にハードルが低いです。
24時間利用できると言っても、ご存知の通り東京メトロは24時間営業ではないので、終電から始発までは当然使えません、というか乗れません。
ただし大晦日から元旦にかけては、メトロも24時間運行するので、24時間券の利用価値はさらにあがりますね。
東京メトロ線各駅の券売機で購入できます。
もちろん、パスモやスイカからでも購入可能です。
一日乗車券特典
また、24時間券の有効時間内であれば、24時間券を提示するだけで、主に都内の400ヶ所以上の観光施設や飲食店で割引や、特典が受けられます。
2016年11月現在、特典や割引を受けられる一例は、
- 上野動物園:オリジナルグッズ(非売品)プレゼント
- 国立科学博物館:特別展の入場割引&常設展のミュージアムショップ利用10%オフ
- 世界文化遺産 国立西洋美術館:常設展430円→350円に。
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月島もんじゃ55店舗:飲食代10%割引
- あらかわ遊園 入園料無料
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地下鉄博物館:オリジナルクリアファイルをプレゼント
- スカイバス東京:皇居・銀座・丸の内コース乗車券 大人1,600円→1,400円 小人700円→600円
- 東京水辺ライン(両国発着場)乗船券10%OFF
などなど、400以上の施設や、店舗で様々な特典が受けられます。
一日乗車券特典ガイドブックが、駅で配布されていますので、ぜひチェックしてみてください。
なお、この特典は、主に私鉄でメトロに乗り入れている、私鉄の往復乗車券+東京メトロ一日乗車券(小田急、東急、西武、埼玉高速鉄道、東武、東上、TX)や、新幹線&メトロ東京日帰りきっぷ、
都営の1日乗車券「都営まるごときっぷ」、期間限定ですが500円で都営地下鉄が乗り放題の「地下鉄ワンデーパス」、都バスや都電の1日乗車券を提示でも特典が受けられます。
注意点?
24時間券の発売開始から1年ほどで、50数回ほど24時間券を利用させてもらったヘビーユーザー(?)ですが、その経験からして注意点は、ポケットに、切符や1日券を入れておく癖がある人は注意しましょう。
翌日、異なる服やズボンをはいて、24時間券を持ってくるのを忘れた経験が2回ほど。
あと、通常駅の発券機で発売される24時間券は、切符と同じ紙のタイプの券です。
一度、大雨に降られてポケットに入れていた24時間券が、ビショビショに濡れて改札機に通らない事がありました。
駅員さんに訳を話すと、その場ですぐ再発行していただけました。
もしポケットに入れたままで、洗濯してしまった場合でも額面の記載が解る状態であれば再発行していただけるかもしれません。
以上、普通の人はあまりないと思いますが注意点でした。
24時間券以外でも、週末のお出かけには、土日祝日や年末年始に利用できる土休券も、おすすめです。
東京メトロにパスモやスイカで、そのまま乗車して、実は損をしていないでしょうか?