七五三は、子供にとっても、親にとっても初めてのイベントで直前まで慌てました。
いろいろと調べたり、ご意見を聞いたり。
本当に色々な方々に大変お世話になったり、いろいろと勉強させてもらったので備忘録として記します。
七五三の意味と時期
もともとは、武家の風習が庶民に広まったようです。
また本来は、収穫を終えたこの時期、収穫への神々への感謝と、子供がここまで健やかに育った感謝、今後も健やかに育ちますようにと、加護を祈るという意味が込められているようです。
住んでいる地域の氏神さまへ詣でるのが本来の習わしですが、現在では、初詣同様に有名な神宮、神社やお寺へ詣でるファミリーも多いようです。
11月15日に詣でるのが正統な行事とされますが、その前後の土日祝日、一般的には10月の中旬あたりから11月の、土日祝日に詣でるご家族が多いようです。また寒い地域では、10月に行うのが一般的とか。
服装
最近は着物の子が多い気がしますが、フォーマルならもちろん洋服でもでも。
我が家は子供が「着物が着たい!」と言うので着物にしました。
近くの写真撮影スタジオや、美容院でも借りれますが、最近では、ネットでのレンタルも主流です。
9月くらいからネットで着物レンタルをしようと見ていましたが、良いかなと思う着物は、すでに予約済みで借りれないものも多々ありました。みなさん早いです。
結局、我が家はお宮参り(しかもママの)の初着を仕立て直して使うことにしました。
その子の体型に合わせて仕立て直しすれば、着られるというのは、日本の伝統の民族服、着物の本当に素晴らしいところですね。
女の子なら、3歳だとまだ帯は締めつけてキツイので、被布を用いることが多いようです。我が家は、作り帯を付けることにしました。
親の服装は、父親はスーツ。母親は着物や、ジャケットやワンピースという方が一般的のようです。
いくら主役は子供とはいえ、お祓いをうけ、神前で我が子が健やかに育ちますようにと祈願をしていただくので、親の服装もフォーマルな方が良いかもしれません。
美容院
我が家は、1ヶ月くらい前に美容院を予約をしました。
日頃、ママがメイクするところを見ていて興味をもっていたので、実際に本格的なメイクをしてもらえて嬉しかったようです。
準備した着物を事前に持ち込んで、着付けをしてもらいました。持っていない装飾品は貸していただけました。
我が子は、着物が割と好きな様子。夏の浴衣も好んで着ていたので、すんなり着付けできました。
美容院の方によると、7歳の女の子でも嫌がったりしてなかなか着付けさせてくれない子もいるそうです。
事前に「どういう着物が着たい?」とか「こんど七五三で、着物を着るんだよ〜」などと日頃から話したりして、意識的に準備しておくのも大切かもしれません。
神社にて
我が家は、すぐ近所の氏神様へ詣でました。
事前に七五三について聞きに行きましたが、事前予約は必要ないとのこと。
中には、事前に予約を受付している神社もあるようなので念のため確認しておくといいでしょう。
まずは、手水で身を清めます。本来の作法とは異なりますが、着物で柄杓が持ちにくいので、水をかけてあげました。
祈祷申込書を記入します。
神前で、祝詞(のりと)を上げてもらうのが一般的ですが、その際に「〜町〜丁目〜に住まうところの、〜(親の名前)〜の子、〜(子の名前)〜」と読み上げてもらえます。
初穂料を納めます。
相場は、だいたい5千円〜1万円が一般的のようです。
のし袋を用意し「御初穂料」と書き、その下に子供の名前を書きます。
詣でた神社では、お祓い祈願の様子は神事につき写真撮影禁止。
最後に、お神酒(本当のお酒なので、飲む真似だけ)と千歳飴をいただき参拝を終えました。
後で中身を見てみると千歳飴だけでなく、色鉛筆も入っていました。
その他
・草履
草履が履き慣れていないいないせいか、足が痛かったようです。神社のあとに食事へ向かう時など用に、替えの履き慣れた靴を用意しておくといいかもしれません。
・準備は早めに
ネットのレンタルなどは、9月でも予約済みなどが多かったです。手前のお宮参りの初着を利用にするにしても、仕立て直しや、その他の備品を揃えたり借りたりする直前に慌てたりしますので、早めの準備にこしたことはありません。
・食事用に、前掛けやエプロンを用意
当初の予定では、参拝を終えたら洋服に着替えて食事に行くつもりでした。
でも子供が着物のままで意外に平気だったので、そのまま食事会場へ向かうことに。
食事の際、着物を汚さないようにエプロンなどの用意があると良いです。