[2019年12月26日更新]
以前、東京メトロのフリーパスの24時間券について書いたら、思ってた以上に反響があったようなので
今回は、日頃、東京メトロを利用している人でも、知っているようで知らない(人もいるかもしれない) 東京メトロの回数券、土休券についてです。
都内のお出かけスポット巡りに、便利な東京メトロですが、土日祝日のお出かけめぐりには、土日祝日や年末年始(12月30日〜1月3日)に使える、回数券、土休券がおすすめです!!
我が家では、比較的、使用頻度の高い170円と200円の土休券を常備しています。
東京メトロの回数券
東京メトロの回数券には、3種類あります。
(どれも有効期間は、発行日から3ヶ月です。)
- 普通回数乗車券:11枚 曜日時間等の制限なく使えます。
- 時差回数乗車券:12枚 平日の10時〜16時と土日祝日、年末年始(12月30日〜1月3日)に使えます。
- 土・休日割引回数券:14枚 土日祝日、年末年始(12月30日〜1月3日)に使えます。
例に、170円区間の券で、各回数券を少し検証していきます。
(運賃は2019年12月現在)
普通回数券
170円区間1枚あたり約155円。
170円区間はパスモ・スイカ使用時が168円なので、回数券の方が13円お得です。
制限なく使えるのは利点ですが、回数券がかさばる分、パスモ・スイカでもいいのかなと、正直なところ思ってしまいます。
時差回数券
170円区間1枚あたり約142円。
同様にパスモ・スイカ使用時(168円)に比べて26円お得!
平日10時〜16時も使えますが、やはり平日はデイタイムの6時間しか使えないので、少し迷います。
土・休日割引回数券(土休券)
170円区間1枚あたり約121円。
同様にパスモ・スイカ使用時(168円)に比べても47円もお得!!
土日祝日がメインのお出かけ族には、むしろ使わないと損するレベルです。
例えば、お出かけスポットがある主要な区間でみてみると
- 銀座〜表参道
- 渋谷〜新宿三丁目
- 上野〜浅草
- 上野〜銀座
- 浅草〜日本橋
- 東京〜後楽園
- 有楽町〜豊洲
などの170円区間が、土休券を使うと、大人1人121円!
首都圏の主要の公共交通機関としては、破格の安さです!
170円区間は、パスモ・スイカなどを使うより土休券200円券の方が得!
ちなみに、200円券でも土休券だと、1枚あたり約143円。
170円区間を乗るにしても、土休券の200円券を使った方が、パスモやスイカで乗る(168円)よりも断然お得です。
メトロ内の乗り越し分は、差額を払えばOK
もちろん、持っている券の区間よりも高い区間を乗る場合でも、改札出口前の精算機で差額分だけ払うことが可能です。
例えば250円区間を、200円の土休券を使って乗車した場合、改札前の精算機で残り50円を払って清算可。実質、(143円+50円=)193円で250円区間を利用できます。
ただし、回数券は1人1乗車に1枚しか使えないというルールがあるので、200円区間や、320円区間を170円券2枚で、というような使い方はできません。
「ドキュウケン」って、名前がダサイけど必殺技。
以下どうでもいい話です。
子連れのお出かけ先で、メトロの駅を見つけると
「ここは必殺、どきゅう拳を使うか・・・」と、
ドラゴンボールのクリリンくらいになったイメージで、つぶやいてしまいたい時があります。
歩いてもいいような、地下鉄の1区間でも、子連れの時だと何かと使いたい時ってあります。そんな時は、実質121円で乗れるドキュウ拳(土休券)のありがたみを感じます。
1区間乗るってもったいないけど、121円だったら乗ってもいいかな・・・程度に。
他にも、レアなケースですが、回数券を使わないと大きく損をしてしまう世にも摩訶不思議な区間もあるのですが、その解説は後日、時間がある時にでも。