お出かけいく

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子どもと、お出かけ行く(育)。30代パパによる、子供に何事もリアルに体験させてみようという試み。

火星がなぜ近くなるの?5歳児にもわかるように説明してみた。7月31日火星大接近!

我が家の5歳児は、よく空を眺めては「あの飛行機はどこへ行くのか?」「あの星は何?」と興味があるようで色々聞いてきます。

 パパも飛行機や天体が好きだった(高校は天文部でした)ので、わかる範囲で教えていますが(最近はスマホのアプリという秘密兵器があるw)

 

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今年は5月頃から、だんだん明るく目立って光る星、火星がやはり気になるようです。

5歳児「火星はなぜどんどん明るくなるの?」

パパ「地球に近づいてるからだよ」

5歳児「なぜ火星が近くなるの?」

と、ある日聞いてきたことがあったので・・・

 

5歳娘が朝食のゆでたまごの黄身を残したついでに、火星が地球に近づくプロセスを5歳児にもわかるように、かなりおおざっぱですが元天文部のパパが説明してみました(笑

 

太陽、地球、火星

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意味はありませんが、火星は、残したゆでたまごの黄身

地球は、ゆでたまご

太陽はトマトにしようとしましたが、わかりにくくなるので紙の太陽を描きました

 

公転(こうてん)

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地球は太陽のまわりをまわっています。

同様に、太陽の惑星である火星も、太陽のまわりをまわっています

これを公転(こうてん)といいます。

 

地球は火星に2年2ヶ月ごとに近づく

地球は、太陽のまわりを1回まわるのに約1年かかります

地球よりも外側をまわる火星は、太陽のまわりを1回まわるのに約1.88年かかります

 

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つまり太陽のまわりをまわるのにずれがあるので、地球と火星の(に限らないけど)位置関係は遠くなったり、近くなったりします。

 

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そして約2年2ヶ月の周期で地球は火星と並び距離が近くなり、地球から火星はだんだん明るく見えるようになります。

 

2018年の地球から見た、火星の明るさと大きさ

地球と火星がだんだん近く様子を、(おおざっぱですが)月ごとに示してみます。

明るさは「等級」

「秒角」とは直視径スケール・・・つまりみかけの大きさです。

(等級、秒角等は、月刊星ナビ2018年7月号を参照)

 

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地球と火星は、だんだん近くなっていきます・・・

 

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このあたりからは、火星は特に目立って明るくなってきました。

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明るく目立つ木星(−2等)なみに明るくなってきました。

 

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そして7月31日、火星は最接近をむかえます!

明るさは、−2.8等。大きさは、24.3秒角。

 

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そして、7月31日を境に、火星は地球からじょじょに離れていきます。

 

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つまり、7月31日だけ大接近するのではなく、その前後と地球は火星に近い状態が続くので、しばらくは火星が明るく見えます。

夏休みいっぱいは、火星の大接近を十分楽しめます!

 

2018年の火星の大接近は15年ぶり

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覚えている方もいるかと思いますが、実は15年前の2003年に、世紀の大接近と言われるほどに火星が近づいたことがあります。

その時の距離は約5570万km。約6万年ぶりだったそうです!

2018年はそこまで近くはなりませんが、それでも約5759万km!

(正直、ここまでくると距離感はまったくわかりません・・・)

6000万kmよりも近くのは15年ぶりで、次回、今回と同等クラスの大接近は17年後の2035年9月11日だそうです。

 

ともあれ、たまごの黄身も残さず食べましょう。

  

www.odekakeiku.com

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