東京ディズニーランドのグランドサーキット・レースウェイが2017年1月11日をもって34年の歴史に幕を閉じました。
開園時から34年間、親しまれてきたゴーカートタイプのアトラクションです。
メンテナンス場、観覧席
入り口付近には、エンジンやたくさんの工具、コンピューターなど、整備場や研究所を模した演出で盛り上げます。小さい頃、こういう演出が妙にわくわくしたものです。
また入り口そばには、観覧席があり、乗車しないで待っている時や休憩したい時に
サーキットを応援したり、眺めていたりすることもできました。
コース
コースは全長750mと意外に長めです。一周約5分。
並んでいる時、なかなか気づきませんが、マップのカーブや要所には名前がちゃんとついていました。
4車線並行して走ります。道に敷かれたレール上を走るので、どの車線の車に乗っても同じ道をたどります。
立体交差をくぐり
S字やヘアピンカーブなど、バラエティー豊かなコースを走り抜けます。
ハンドル操作はできますが、レールから逸脱することはないので、並行して走る車との衝突やコースの逸脱などの事故もないので子供も安心して運転できました。
ガソリンで走り、自動ブレーキシステムを搭載
遊園地のゴーカートとあなどるなかれ!ちゃんとガソリンで走る本格派!!
足元に1つあるペダルを踏むと加速し、離すとブレーキがかかるしくみ。
最近になって自家用車にも、ようやく搭載しはじめた自動ブレーキシステムを、すでにもうとっくの前(2003年頃)から搭載していました(笑。
前の車に近づきすぎると自動ブレーキが働く安心設計。
アクセルペダルを踏んで走ることから、身長132センチ未満では1人だけでは乗れません。
同乗であれば安定した姿勢で座れる頃から乗れるので、うちの娘は2歳の頃から一緒に乗っていましたが、女の子でもハンドルを離しませんw(ペダルはパパが踏む)
エンジン音や振動が心地よく、実際に本物の車を運転しているような感覚が、娘にとっても良いようで、ランドに行ったら必ず乗るお気に入りのアトラクションの1つでした。
ゴール手前では、ガソリンスタンドにあるような給油機も見られます。
グランドサーキット・レースウェイファイナルラップ・キャンペーン
2016年11月21日から、最後の日を迎える2017年1月11日までグランドサーキット・レースウェイファイナルラップ・キャンペーンとして、乗車した全てのゲストに、乗車証明書がもらえました。
他にも、この期間限定のポストカードやワッペンバッジなどのスペシャルグッズも販売していたようです。
また、同じトゥモローランド内には・・・
人気の100円で作れるスーベニアメダルにも、グランドサーキット・レースウェイの記念メダルがありました。
「Grand Circuit Raceway Forever! APR.1983-JAN.2017」と記載されています。
これもいい記念になりますね。
パパも、子供の頃からよく乗っていたので、名残惜しく先日、TDLへ家族で乗りに行きました。
いつもは、週末でもそこまで混んでいないアトラクションなのですが、さすがに終わりが近いとあって60分以上待つ時間帯も。
驚いたことに開園当初から、34年間で延べ1億4千万人以上も乗車したそうです。日本の人口よりも多いです。
個人的にも思い出のたくさんあるアトラクションで、終わってしまうのは寂しいので、今回は記録として記しました。
長い間お疲れ様でした。
そして、ありがとう。
2017年1月11日(水)ラストラン