Katsuobushi (dried bonito)
今回は、かつお削り節器について。
小さい頃、祖父母の家に行くと、かつお節削り器で鰹節を作っていました。
当然、削る役目は子供の仕事。
鰹節は、やはり削りたてが一番美味です。
今回は、最近やたらと「何か、お手伝いしたい!」と言ってくる4歳の娘に、鰹削り節当番になってもらいましょう!(という魂胆です)
築地で、かつお節削り器を購入
先日、築地へ行くというママにお願いして、カツオ節削り器を買って来てもらいました。ママと一緒に行く方は、その道のプロ級の方。
曰く「プロの料理人が使うにはもっと良い物もあるけど、家庭で使うにはこれが良い。刃も厚く、造りもしっかりしている。」と言って選んでいただいたのが、こちら。
なるほど、ずっしりと重く刃もしっかりしています。
刃には「鰹市 青紙」と彫られてあります。
かつお節
かつお節は、以前、かつお節の本場、鹿児島県の枕崎へ行った時に購入しておいたものです。
たしか、700円くらいでした。
実は、このかつお節を買ってから、もう数年経過。
でも開けた時に「すごく良い匂い!」と興味をしめしたのは、意外にも我が家の4歳児。
鰹節には、向きがあります。
一般的に、尾側に皮が残してあるそうです。
この向きを逆にして削ると、うまく削れません。
よく判別が解らない時は、とりあえず少し削ってみて、粉になってうまく削れない場合は向きが逆です。
削り方
尾側を持って、ななめに立てて、頭側をシュッツ、シュッツと削っていきます。
(まだ使用したことのない、削り始め前のかつお節を削るのには、少しコツがいるので大人がやる方がいいと思います。)
この削り方だと、さほど力もいらず、手が刃の近くに行くことがないので、4歳児でも比較的安全に削れます。
とはいえ刃物ですから、目を離さないように。
削り終えた鰹節は、余計な匂いがつかなよう、ラップにくるみジップロックに入れてから冷蔵庫で保管しています。
削りたての、かつお節を食べる
我が家の4歳児は、少し削っては味見と称して、ちょこちょこ食べてしまい、なかなか貯まりません(笑
削りたての鰹節は、とても美味しいので気持ちはわからなくも無いのですが。
おやつとして、削りたての鰹節を出してみるのも良いかも。
ということで休日のある日、おやつを鰹節にしたら喜んで食べていました。
猫かいな・・・。
納豆に、削りたてのかつお節と醤油を入れてかき混ぜて食べます。
風味がすごく良く、タレで食べるより何倍も美味しいです。
我が家の子供が良く食べるのが、かつ節と醤油を少々よくかきまぜた、かつお節ご飯。
我が家では猫ご飯、又は猫まんまと言っています。
パパのお気に入りは、卵かけごはんに、削りたてのかつお節。
うっま!
体調が優れない時の、おかゆにも鰹節。
これまた優しい味です。
その他にも、定番の冷奴や、青菜や、オクラにかけても絶品!
焼きおにぎりなどにしても美味しいです。
ちなみに築地で買って来てもらった、鰹節削り器の「鰹市 青紙」
な、な、なんと!アマゾンでも取り扱っていました。おそるべしアマゾン。
4歳児のお気に入りの、築地市場の絵本。
築地には、カツオ節を専門に売っている業者もあるので、この絵本を見てから買いに行くのもいいですよ。