パパ飯2回め。
本格的に寒くなってきた今日この頃。
忙しい日でも帰ってから15分ほどで作れて、なによりも3歳娘が大好きでよく食べる、我が家伝来のイギリス鍋ことキャベツ鍋を、冬は週1のペースで食べています。
冬キャベツ
つい先日も、妻の実家から美味しそうな獲れたての冬キャベツが届きました。
ご存知、キャベツは栄養満点の野菜です。
- ビタミンC・・・風邪予防、美肌効果
- キャベジン(ビタミンU)・・・胃や腸の調子を整える。
- 葉酸・・・赤血球を作ったり細胞分裂に必要な栄養素で、妊婦さんが特にとった方がいいとされる。
他にも、カロチン、カルシウム、カリウム、食物繊維などなどが豊富。
他にも抗がん作用や疲労回復、免疫アップも期待される野菜だそうです。
寒さで甘みが増し、冬キャベツの美味しいこの時期に、キャベツがたくさん食べれる
パパ飯2回めはイギリス鍋です。
作り方
材料(2人前)
キャベツ:1玉
豚肉:しゃぶしゃぶ用300g
木綿豆腐:1丁
にんにく:2かけら
生姜:20〜30g
酒:少々
塩:少々
醤油:少々
作り方は超簡単です。
土鍋に、みじん切りにしたニンニクと、生姜をいれて火にかけます。
煮え立ったら、お酒少々を入れアルコールを飛ばし、塩で少し味をつけます。
千切りにしたキャベツと、豆腐を投入。
少し火が通ったら、豚肉をしゃぶしゃぶ。
以上です。
あとは、お好みで醤油を少しかけて、召し上がれ。
用意する食材も少なく、ざっと15分かかるか、かからないかの超手抜き鍋です。
この凄くシンプルな鍋ですが、3歳娘が驚くほどよく食べます。
キャベツ3分の1玉は、軽くぺろりとたいらげます。
我が家(大人2名+3歳1名)は、この鍋にするときは、キャベツ1玉半は最低食べてしまいます。
美味しく食べるポイント
- はじめ、豚肉を多めにしゃぶしゃぶして食べて、鍋のスープに味をつける。
- キャベツは煮込み過ぎないで、少しシャキシャキ感があるうちに食べる(でも、ぐったり煮たキャベツも好きという人もいたので、好みによるかな)。
鍋のしめ
おすすめは、うどんを入れて、酒と塩で味をつけて、とき卵を最後に入れる煮込みうどんでしょうか。
キャベツと豚の味と栄養がたくさん含んだ汁で、とても美味しい煮込みうどんになります。
翌朝の朝食にも
スープと具を少し残し、翌朝、塩と胡椒で味をつけ、スープとして朝食のお供に食べるのも良いです。寒い日の朝のスープは、温まります。
あとは、このスープに同じくうどんを入れて、ミニうどんにするのもいいかもしれません。
なぜ名前が、イギリス鍋? British nabe
小さい頃からよく食べていた、このキャベツ鍋を我が家では、イギリス鍋と呼んでいました。
理由は、両親が1970年代初頭イギリスに留学をしていた際、当時は1ドル360円(ポンドは当時いくらだったんだろ)という物価が高い時代に、いかに安く、現地でそろうもので鍋ができるかと、当時の日本人留学生たちの間で考案した鍋だからのようです。
イギリスでは、当然しゃぶしゃぶという食べ方はないので、買ってきた豚肉を薄く切るのに大変苦労したとのこと。
両親の下宿先に、日本人の留学生が集まり、よくこの鍋を囲んで食べて温まり、朝まで語り明かした、懐かしの味だったのでしょう。
自分も小さい頃は、鍋とはいえ、具はこれだけ?と小さいながらに思ってしまいましたが、キャベツの美味しさが十分に堪能できる鍋で、とても美味しく体も温まるので、お気に入りの鍋の1つでした。
自分が20代の一人暮らし時代でも、材料費が安いので貧乏鍋と呼び、友人を招いてはよく振舞っていました。
先ほども書きましたが、3歳娘が驚くほど、よく食べる鍋なので、子供が出来てからの方が、食べる頻度が増えたかな。