今回は、2016年9月23日〜25日に東京ビッグサイトで開催されていた、日本一の書籍の展示会
東京国際ブックフェアにお出かけした記録です。
追記:2017年の東京国際ブックフェアは休止になったそうです。
雲行き怪しい出版業界。大手出版社の出展も減少しつつあり、より厳しくなりつつあるようです。
我が家の4歳児も、今年も絵本をたくさん買おうと思い楽しみにしていたのに残念だとか。。。
書店向けのブックフェアというだけではなく、もっと一般読者向けのブックフェアを企画して、大々的に周知してみては・・・と思います。
子供だけでなく、大人も色々なジャンルの本が一堂に集まるのは楽しいですしね。
東京国際ブックフェア
パパは以前、出版社に勤めていたので、この展示会は何度も来ていたのですが、児童書や子供が楽しめるコーナーも充実しているので、今回初めて親子で来てみました。
世界20カ国470社の出版関連企業が出展し、100万冊以上を展示、販売する出版界の一大イベントです。
招待券(一般の招待券の入手方法等は後ほど説明)を渡して、入場受付をすませ、ネックストラップをもらいます。
子供用のもあり、こちらは迷子防止の意味合いがあるようです。
スタンプラリー
子供用にスタンプラリーもあります。
人文書コーナーなんて、パパの最大のトラップですが、今回は子供メインで来ているのでスタンプだけで通過です。
児童書フェア
児童書コーナーに着く手前の知育玩具コーナーが、娘にとってはトラップのようでした。なかなか離れません。。
こちらの、こどもひろばでは、ちょうど山口タオ先生による「ことばあそび教室」が開催されていました。
東京国際ブックフェアでは、知っている作家さんや著者さんとも、もしかしたら接することができるかもしれません。
さて、児童書の出版社が集まった合同出展ブースに到着です。
各社のロングセラーや話題本、新刊など、選りすぐりの本が並びます。
超巨大な書店が、ビッグサイトに3日間だけ出現したような感じでしょうか。
もしかしたら、レジ打ちや袋詰めなどは書店のようにスムーズではないかもしれません。なぜなら、この会場にいる多くのスタッフは書店員ではなく、日夜本作りに専念していたり、出来上がった本を流通させるために働いている出版社の人たちだからです。
もし機会があれば、気になる本を出している出版社の人を見つけて質問してみるといいかもしれません。おすすめ本や、その本のできた裏話なども聞けるかも。
意外に、一般読者と本を作っている出版する側とは、直接接する機会はあまりないですよね。
こちらは、図鑑等でもお世話になっている小学館さんの専門ブース
クラフトぶっくの見本がずらっと並び雰囲気を盛り上げています。
娘の好きなノンタンの絵本を探しに、偕成社さんのブースへ。
通常より安く購入させてもらっただけでなく、二千円以上購入したので、特典でガチャガチャのクジもさせてもらいました。
本以外のコーナーも充実しています。
近畿大学とマツダ紙工さんの共同開発 トゥインクルテント
中に入らせてもらうと
名前の通りキラキラと光が差し込める、良い感じの子供の秘密部屋のようです。
こどものあそびば こどもきち
こちらは、色々な場所やイベント会場に出張している、こどものあそびば「こどもきち」
娘も色々な場所で何度もお世話になってます。
本選びに少し疲れたら、ここで遊ぶのもいいですね。
「なにを作りますか?」「〜〜が食べたいです」「では、材料をもってきてください」と初めて会った子供たちも、すぐ仲良く遊びます。子供ってみんなすごいですよね。
様々なジャンル、郷土出版
さて、本にもどって、中学・高校時代に地図帳好きだったパパが気になったのが、帝国書院さんの棚で見つけた地図帳シリーズ。
「地図で訪ねる歴史の舞台(日本)」を購入。
お出かけで、たびたび参考にさせてもらってる「るるぶ」さんのコーナーや
いつも遠方のお出かけ前に、よりディープな情報を調べるのにお世話になっている全国各地の郷土出版のコーナーも充実しています(こちらは、割引もあれば定価で販売しているところ様々です)。
今回の収穫
我が家の今回の収穫は
- 娘は、絵本を4冊
- パパは、地図帳1冊
- ママは、専門書を1冊 計6冊
割引してもらって、合計1万円ほど購入しました。
他に、資料や景品、スタンプラリーでもらったシールなどお土産もたくさん。
もちろん児童書だけでなく今回、紹介できなかったですが、一般書、文芸、コミック、参考書をはじめ、人文・社会科学書フェア、医学理工書などの自然科学書フェア、洋書や読書グッツ、雑貨、電子書籍など盛りだくさんです。
また今回は、作家の林真理子先生や湊かなえ先生、思想家の内田樹先生、脳科学者の茂木健一郎先生などの人気作家による講演会も開催(いずれも無料、子供同席可)。
この東京国際ブックフェアは、招待状がないと入場料が大人1名1,200円かかります。(小学生以下は無料)
ですが、一般でも招待状を入手すれば無料で入れます。
招待状は、ブックフェア開催前に、出展している出版社や書店、図書館などで入手できます。自分は今回は、都立図書館に置いてあったのをいただいてきました。
神保町などの書店街では、ブックフェア前によく招待状が置いてあるのを目にします。
また、webから事前登録すれば無料招待券が送られてきます。
年に1回のイベントですが、ご家族揃ってお出かけしてみてはいかがでしょうか。
東京国際ブックフェア
毎年7月〜9月あたりに3日間開催
会場:東京ビッグサイト
時間:10時〜18時
開催時期、場所、時間は、変更があるかもしれませんので公式HP等でご確認ください。