今回は、高尾山のケーブルカーとリフトについて。
今や、年間300万人もの登山客が訪れる、日本一登山者数の多い高尾山。
自然豊かな原生林の森や、天狗のいる薬王院など見所も豊富ですが、ケーブルカーと、並行して運行しているリフトも人気です。
高尾山登山ケーブルカー
京王線の高尾山口から歩いて5分ほどのケーブルカーの清滝駅(海抜201m)。
高尾山のケーブルカーは「あおば」と「もみじ」が運行。今回は「あおば」に乗車。
高尾山駅(海抜472m)まで高低差271mを約6分で結びます。
我が家のおすすめは、一番最後部の席。なぜなら、日本一の急勾配を間近に見下ろせるスポットだからです。高い所が苦手な子や、高所恐怖症の方は避けたほうがいいかも。
以下、後部座席から見た 進行方向とは逆の風景です。
清滝駅を出発してすぐに「洗心堂トンネル」をくぐります。この辺は、まだまだ緩やかな傾斜です。
ケーブルカーお決まりの、行き違い箇所。もう1台のケーブルカー「もみじ号」とすれ違いです。
このすれ違い箇所を通り過ぎると・・・
「この先勾配が急になります。お手回品にご注意ください。お立ちのお客様、お近くの手すりにおつかまりください」と、アナウンスがあります。
日本一の急勾配
この辺りが、日本で1番の急勾配31度18分。少し踏ん張っていないと、前へ倒れそうになる感覚がします。
「日本一の急勾配31度18分」の案内板がありました。
もう1つのトンネル、有喜堂トンネルをぬけるとすぐに海抜472mの高尾山駅に到着。
上から見下ろすと、ジェットコースターのレールのような急勾配です。。。
「あおば号」に別れを告げて、ここから歩いて40分〜1時間弱で高尾山山頂に着きます。
エコーリフト
ケーブルカーと並行して運行されているのが、エコーリフト。
山上駅(海抜462m)から山麓駅(海抜225m)へと降ります。
料金はケーブルカーと同じです。大人480円、小人240円。
ただし、リフトは3歳から小人料金が必要です。
高尾山の原生林の中をぬけて行きます。
すぐ間近に樹々の紅葉も見れました。
リフトは登りよりも、降りがオススメです。
理由は、眼下に八王子の街の眺望が楽しめるからです(この日は少し霞んでいました;)。
途中では記念の写真撮影。ご要望の方は、下車した後に販売しています。
全長872m、所要時間は約12分、意外と長かったです。
時速にすると4.36km/h。少し早く歩くスピードです。
12分間の高尾山のプチ空中散歩でした。
山上駅で先週の落し物ランキングがありました。
- 1位ぼうし
- 2位スマホ
- 3位タオル
落し物って、リフトからの落し物ですね。ご用心。
ケーブルカー・リフトともに、行楽シーズンの休日は、60分・90分待ちはよくあります。混雑を避けるには、始発に乗るくるらいの気持ちで、なるべく早くお出かけになる(&早めに下山する)のをお勧めします。
ケーブルカー・リフトの利用は、京王線の「高尾山きっぷ」がお得です。