今回は、深川散歩にお出かけした時、お昼にいただいた深川めしについて。
割烹みや古
今回お邪魔したお店は、割烹みや古(みやこ)さん。
店構えも深川らしい、なかなか雰囲気のあるお店です。
場所は、江東区常盤2丁目。地下鉄、清澄白河駅と森下駅のあいだ(森下より)にあります。芭蕉記念館や、芭蕉稲荷などにも近いです。
店内は、履物を脱いで靴箱へ。
下足番さんはいませんが、少し改まった感じになるのはなぜでしょう。
広めの広間に、机が10ほど。少しゆとりのあるスペースで、くつろげます。
私たちがお邪魔した時は、観光客というよりは地元のお客さんとお見受けされるご家族の方のほうが多かったです。小さなお子さんも、ちらほら。
深川めし
深川めしセット1,500円と、玉子焼きを注文しました。
しばらくして深川めしセットが運ばれてきました。
深川めし、吸物、鰤のあら煮、小物、新香、思っていた以上にボリュームがあります。
わっぱの蓋のお店の刻印も、また良い味を出してます。蓋をあけると、ふわぁっと、かすかにあさりの香りがしてきます。
深川めしというと、あさり汁をぶっかけて食べるのもありますが、こちらは蒸篭で蒸し上げるたきこみ型(?)。あさりは、蒸し上げる最後のタイミングにいれるそうです。
個人的には、蒸された白ネギが深川めしの美味しさを引き立てる重要な脇役なのかなと思いました。
4歳娘は、貝類は苦手なのですが、それ以外はよく食べていました。
意外に美味しかったのが、鰤のあら。菜の花が乗っていて、もうすぐ春というような季節感が感じられ良かったです(訪れた時は2月)。
別注で頼んだ、玉子焼きは甘めの関東風です。4歳娘がよく食べました。
作家で鬼平犯科帳の著者、池波正太郎先生も通ったお店とか。
TV版の鬼平こと中村吉右衛門(二代目)さんも訪れたお店のようです。
何よりも良かったのは、若い女性の店員の方が、とても気さくな感じとても良い人だったこと。
注文時もアドバイスをいただいたり、こまめにお茶を足しにきてくれたり、立ち去るときも4歳娘に
店員さん「美味しかった? 」
娘「うん。美味しかったです!」
店員さん「本当?うれしいな。また来てくれる?」
娘「うん。また来ます!」
と、たわいもないやり取りですが、お忙しいのにもかかわらず、とても感じのよい接客をされていました。
ごちそうさまでした。
割烹みや古
〒135-0006 東京都江東区常盤2−7−1
電話:03-3633-0385
定休日:月曜日(祝日は営業することもある)
営業時間:11:30〜14:00 16:30〜20:00