手創り市 雑司ヶ谷鬼子母神 大鳥神社
今回は、東京豊島区雑司ヶ谷の鬼子母神と、その隣の大鳥神社で毎月1回開催される、手創り市へお出かけです。
基本、毎月第3日曜日に開催されます。
最寄駅は都電「鬼子母神前」とメトロ「雑司ヶ谷」
都内唯一のチンチン電車こと路面電車、都電
都電の「鬼子母神前」と、東京メトロ副都心線の「雑司ヶ谷駅」が最寄駅です。
(余談ですが、鬼子母神前の地下に東京メトロの雑司ヶ谷駅があるので、同じ駅名でいいと思うのですが・・・)
池袋駅や目白駅からも、歩いて15分〜20分ほどです。
雑司ヶ谷鬼子母神
鬼子母神には、100を超える手創り品を扱うブースと、16ほどの手創りの食品を扱うブースが出店しています。
どこも、審査が通って出店しているブースばかりなので、クオリティは高いです。
しかも、なんでも手創り品ならというわけではなく、創った人が直接売るという形式をとっているので、作品に対して色々とお話も伺えます。
(中には、撮影禁止のお店もあります。下記掲載は、お店の撮影了承済み。)
かわいい子供用の食器も扱うお店を発見。さりげなく描かれた動物もかわいいですし、とても軽く実用的です。
こちらは、かわいい手創りのミニ本。
以前、根津神社でも出店されていて、気にかけていたのですが新作も出されているようです。それにしても、こんな小さな本、よく手創りできますね。
鍛冶屋さんまで出店されていました。
包丁も6,000円代〜9,000円代と、手創りですが、それほど高くないような。
工業製品にはない、どれも手創りならではの良さが伝わる品々ばかりです。
天然工房の手創りパン。お腹が空いたという4歳娘が、思いのほかよく食べたので、色々と購入。
鬼子母神についてちょっと
雑司ヶ谷の鬼子母神は、とても素敵なところです。
手創り市で賑わっているので少しわかりにくいですが、普段は周囲を閑静な住宅街に囲まれ、緑多い木立の中に江戸時代(元禄13年 西暦1700年)に建てられた本堂が建っています。
安芸広島藩のお姫様が寄進したお堂で、広島から大工を呼び寄せて建てられたので、彫刻は広島地方の寺社で用いられる様式だそうです。
鬼子母神は、多くの子供をさらっては食べる夜叉(鬼)でしたが、ある日お釈迦様が鬼子母神の子供を隠してしまいます。
我が子がいないことに、嘆き悲しんだ鬼子母神に対し、子供を亡くした者の辛さをお釈迦様が説き、改心し仏教の守り神となったそうです。
なので正式には、鬼子母神の「鬼」の字の上に点がありません。
江戸の昔より、安産、子育ての神様として武家から庶民まで広く愛された憩いの場所だったようです。(我が家も、妻が妊娠した時に、戌の日の安産祈願の岩田帯を頂きに鬼子母神に来ました。)
また境内には、創業1781年の古い歴史をもつ駄菓子屋さんがあります。
なんとも懐かしい雰囲気です。
大鳥神社
続いて大鳥神社へと移動です。
大鳥神社は、鬼子母神から歩いて2〜3分のところにあります。
鬼子母神ほど大きな会場ではありませんが、こちらでは手創りの服などを扱ったブースが多数ありました。
ちゃんと、試着室 fitting roomもありました。
服は、実際に試着してみないとわからないですからね。
手創りの食品などのブースも、こちらは多いようです。
鬼子母神、大鳥神社の境内で開催されるので、雨や天候が悪い場合は中止や、早期終了することもあります。
天気があやしい時は一度、お出かけ前に公式HPをご確認ください。
http://www.tezukuriichi.com/home.html
我が家のハンドメイドを趣味としているので、出展チャレンジしてみればいいのに・・・