新木場にある「夢の島熱帯植物館」が、7月〜8月に夜間開館をする日があるというので、これまた、仕事帰り保育園お迎え帰りに強硬突破した記録です。
夢の島熱帯植物園
地下鉄の乗り換えで違和感を感じつつ2歳児は、「どこいくの?」と聞いてきます。
「植物園よー」と言うと、動物園、公園、保育園と「〜えん」と付くところは、きっとイイところに違いと思ったらしく、とてもご機嫌です。
新木場駅から750m かなり歩きます。
途中、夢の島公園を抜けていくのですが、人は皆無、薄暗く、2歳児は怖がっている様子。大人でも一人では少し心細い感じです。
「早く、しょうぶつえん(植物園)行きたい」とぐずり気味。
途中、どこにも夜間開館の案内もなく、人にも全く出会わず、本当にやっているのか心配になってきましたが…
やってました! 夢の島熱帯植物園に19時半着。
20時半までなので1時間あります。入園料大人250円。
ボランティアガイド
この日は、ボランティアガイドさんが案内してくださる日。
さっそく色々教えていただきました。
Q.夜咲く花は、何色が多いでしょう?
A.自動車に白やシルバーが多いように、夜でも目立つ白い花を咲かせる植物が多いとか。
それと、暗くても、ここにあるとわかるように、香りの強い花が多いというのも夜咲く花の特色のようです。勉強になります。
【クレオメ】【西洋風蝶草】とも。
白が今晩咲いた花。ピンクは昨晩咲いた花だそうです。
2歳児がいつもお世話になっているバナナも、夜咲く花だそうです。
建物の入り口に入るとイイ〜香り〜
2歳児も、香りに興味津々
ジャスミン茶の香り付けに使われる花だそうです〜
【マツリカ】
熱帯植物園内
入ってすぐのところに、黒糖食べ比べコーナーがありました。
たくさん歩いてきたので少しカロリー補給です。
黒糖の食べ比べは、したことがなかったのですが、こんなにも味が違うものか!と新たな発見です。
お母さんのNo.1は、波照間島の黒糖! 濃厚!!
スタッフの方が書いたPOPにも「黒糖界のザッハトルテ」と書かれてましたが、納得です。
2歳児「怪獣よ〜」
怪獣(ゴジラ、恐竜)の置物に目が行きがちですが、ウツボカズラ、ハエトリグサなどの食虫植物集めているようです。遊び心がいいですねー。
こちらは【ツキミソウ】です。
「おおお!太宰治の富嶽百景に出てくる、富士には月見草がよく似合う〜の、月見草ですか!」
と思わず感動してボランティアさんに聞いたら、
「いやー太宰は、おそらくマツヨイグサの事を月見草って言ってるみたいですね。」と、解説文にも「マツヨイグサやオオマツヨイグサが、月見草の名で間違われて呼ばれる〜」と書かれていました。
こちらが本家のツキミソウらしいです。。。
甘い妖艶な香り〜【チューベローズ】です。
「月下香」とも。
あの李紅蘭の「夜来香(イエライシャン)」もこれだと言われる事もあるそうですが、これまた本当の夜来香はこれとは違うようです。。。
1年に1度しか咲かないという【月下美人】の焼酎漬けもありました。
本当は、手入れをしっかりすれば、1年に何度かは咲くようです。
長くなったので、この先のクライマックスの温室部分は、次の記事へと続きます。
夢の島熱帯植物園 電話03-3522-0281
通常は、午前9:30〜17:00(入館は16:00まで)
一般:250円 65歳以上:120円 中学生:100円
小学生以下と都内在住在学の中学生は無料
休館日:月曜 年末年始
JR、東京メトロ有楽町線 新木場駅 徒歩15分
有料駐車場あり
ベビーカー:◎
植物館内にオムツの交換場所、授乳室あり
2017夜間開館
2017年 7月22日(土)、28日(金)、29日(土)、8月5日(土)、11日(金)、12日(土)、19日(土)、25日(金)、26日(土)
18:00~20:30 (入館は20時まで)
【2015年7月おでかけ】