富岡八幡(深川八幡)骨董市と七渡神社と横綱力士碑
富岡八幡宮 骨董市
今回、深川散策にお出かけした目的の1つが、ここ富岡八幡宮で行われる骨董市です。
骨董市は主に、第一、第二、第四、第五日曜日の朝6:00〜開催されています。
(イベントなどがあると休み)
一番多く出品されているのは、和食器でしょうか。
ママも食器目当てで来ました。
境内の裏まで、お店が並びます。お客は様々ですが、ここは特に欧米系の外人さんが多い気がします。都心で行われる骨董市の中では、規模は恐らく最大です。
「完走守」がありました。初穂料500円
2017年から新しく富岡八幡の前も、東京マラソンのコースになりました。
マラソンも、勉強も仕事も、趣味も、何事もやり抜くことは大切です。
4歳娘には、まだ骨董市はあまり興味はないので、ママが骨董市を見ている間に、パパと広い富岡八幡の境内を散策します。
七渡神社
こちらも富岡八幡の境内にある神社。
富岡八幡の創建は寛永4年(1627年)江戸時代初期の頃とはいえ、そう古くはないお社です。
その八幡宮より以前から鎮座されていたのが、そう知る人ぞ知る七渡神社です。
七渡神社は、以前パワースポットブームの時にTVなどでも紹介されていました。
この日も熱心にお参りする若い女性がちらほら。
以前、個人的に七渡神社について調べたことがあるのですが、創建は奈良時代と言われていますが、七渡神社について記載のある書籍が少なくよくわかりませんでした。
ともあれ、この地に古くからある土地神様のようです。
パワースポットかどうかはわかりませんが、弁天池にかかる橋などがおもしろく子供は少しわくわくするようです。
関東大震災や空襲の時に、この弁天池に逃げ込んだ人は助かったとか、たびたび白蛇が姿をあらわすとか、いろいろな噂があるようです。
噂云々は別としても、ここは不思議と落ち着く癒しの空間です。
七渡弁天さまと、一緒にお祭りされている粟島神社は、女性の守り神。
おてんば娘ですが、無事に育ちますように。お嫁に行けますように。。
横綱力士碑
八幡宮の本殿横、七渡神社の裏には、横綱力士碑があります。
先ほどの七渡神社が、パワースポットと言われても、そういうのに鈍感な親子はよくわかりませんが、ここは間違いなくパワースポットです。
お相撲さんのそれも横綱ですから、相当なパワーです。
江戸時代、神社仏閣の修繕などを目的に、勧進(かんじん)相撲が幕府公認で江戸、大坂、京都で行われました。
幕府がはじめて江戸での勧進相撲を認めたのが、ここ富岡八幡の境内。その江戸勧進相撲発祥の地に、明治33年にこの横綱力士碑が建てられたそうです。
4歳娘「お相撲さんの上のは何?」と質問してきました。
月と、お日様のようなので、番付である東の横綱と西の横綱という意味でしょうか?
(案内板には説明がなかったので、正しくはわかりません)
初代の明石志賀之助(江戸時代前期?生没不詳、本当に実在したかは未だ謎の力士)から、歴代横綱の名が刻まれています。
新しい石碑を見ると
第六十七代武蔵丸から、朝青龍、白鵬、日馬富士、鶴竜まで刻まれています。
つい先日、横綱に昇進した稀勢の里は、まだこれからのようです(2017年2月現在)。
武蔵丸から、ハワイ、モンゴル、モンゴル、モンゴル、モンゴルと、ずっと日本人横綱がいません。この石碑を見ていると稀勢の里は、改めて19年ぶりの日本人横綱誕生なんだなと実感します。