清澄白河庭園 池をまたぐ磯渡りや橋など意外と子供もたのしめる回遊式庭園
清澄白河といえば、こちらの清澄庭園。
一説には、江戸の豪商、紀伊国屋文左衛門の屋敷跡だったとも言い伝えられています。
関宿藩の下屋敷を経て、明治になって岩崎弥太郎が社員慰労や接待の場として整備しました。
池をまたぐ磯渡りや橋
庭園の大部分を占める池の周囲をまわって散策できますが、池をわたる橋なども多く点在します。
橋が好きな子は、意外と好きではないですか?
かくゆうパパも対岸、小島などに渡りたい欲求は、30代になった今でも抑えられない衝動にかられる時が多々あります。妙に、わくわくしますよね。
石橋
大きな一枚の岩を橋にしています。もちろん渡れます。
磯渡り
石を飛び飛びに配置して歩けるようにしてあります。
この石のうち、どれか1つは沈みます・・・
と、いうのは嘘ですが、妙なスリル感があって、子供も楽しめますと思ったら、意外と怖がっていました。少し特訓が必要みたいです。
中之島にかかる橋
池のなかに、中の島という島がありますが、その島へ渡る橋です。
この橋の上からは、富士山が間近に見えます。
お気づきになりましたか?
橋の後ろに、この庭園で最も標高の高い、富士山をみたてた築山が見えます。
関東大震災以前は、山頂には樹木は植えず、ツツジなどを横に配して、富士山にたなびく雲を表現していたとのことです。
なかなか粋なことをしますね。
芭蕉の句碑
「古池や かはづ飛び込む 水の音」
芭蕉の最も有名な俳句の1つですね。
清澄庭園の近くに、深川芭蕉庵跡があります。その芭蕉庵で、この有名な句を詠んだそうです。芭蕉庵改修の際、敷地が狭いので、清澄庭園へこの碑を移設したとのことです。
石仏群
清澄庭園は、いたるところに名石が集められている石庭です。
石仏を集めた所が、ひっそりとありました。
案内によると江東区文化財に指定されており、石質は真鶴で産出される質の高が高いといわれる小松石でした。
都指定名勝 清澄庭園
〒135-0024 東京都江東区清澄3−3−9
TEL:03-3641-5892
開演時間:9:00〜17:00(入園は16:30まで)
休園日:12月29日〜1月1日
入園料:一般150円 65歳以上70円 小学生以下と都内在住在学の中学生は無料
都営大江戸線、東京メトロ半蔵門線「清澄白河」駅下車 徒歩3分