今回は、横浜開港祭について。
別の用事で横浜へ来ていたら、ちょうど横浜開港祭が開催されていたので、少し駆け足でまわってきました。簡単に備忘録です。
横浜開港祭
2018年で、37回を迎える横浜開港祭。
江戸時代末期の1859年(安政6年)6月2日(旧暦では7月1日)に横浜港は開港されました。
開港当時、何もなかった横浜は、日本と世界を結ぶ港町として栄え、今では1つの市の人口としては国内最多の370万人(四国4県の人口とほぼ同じ)もの人々が暮らす都市へと発展しました。
その開港を記念して1981年より毎年、横浜開港祭が開催されています。
汐入りの池ランドエリア
エコキッズパークエリアでは、自分で発電させるおもちゃで遊んだり、温暖化について学んだりと、省エネ、エコロジーについて親子で楽しく学べます。
転がるバルーンの遊具や、ふわふわな大きなブロックなど小さな子供も遊べるブースもありました。
わくわく海で働く特殊車両展示 東亜建設工業プレゼンツ
ふだん滅多に見ることのできない、水中車両も特別に展示しています。
こちらは、遠隔操作で動く水中作業ロボット!その名もディープクローラー。
なんと水深3000メートルまで潜ることができるそうです。海洋調査や海洋資源開発などで活躍するそうです。
(大水深対応型水中作業ロボット。仕様:4クローラ形状、気中重量約1トン、耐水圧最大3000m、電動式、走行速度0.35km/h)
こちらは、水中バックホウ。
エンジンではなく強力な電動モーターで稼働し、これも水中に潜って作業ができるそうです!
海や水の中での建設現場で活躍。
試乗体験もできました。完全に水中に潜る時は、遠隔で操作するそうです。
(多目的水中機械。適用水深0〜50m、水陸両用仕様)
移動タッチプール アクアマリンふくしま
福島県いわき市の「アクアマリンふくしま」からやってきた、移動するミニ水族館。
プールの中のヒトデや小さなサメなどに、タッチすることができます。
ちょっぴり海の中の生き物たちとも、触れ合うことができました!
スーパーキッズ体験操船会
なんとこちらでは、本物のエンジンがついたゴムボートで操縦体験ができます!
インストラクターが一緒に乗って操縦をするので小さな子でも体験搭乗ができます。かなりスピードも出ていてかなり本格的でした。
体験料は、200円(チケットセンターで発売)。キッズとありますが、ライフジャケット着れる年齢の子から、大人まで体験できるそうです。
国土交通省「たかしまII」体験乗船会
こちらは無料で体験乗船ができます。国土交通省の保有する「たかしまII」に乗って横浜港をまわります。
1日3便、乗船定員28名と少なめなので、早めに受付に行った方がよさそうです。
アクアボードスライドショー
近くにいた子供が「見て!人が飛んでる!」と言っていたので振り向いて見ると
本当に、水上で人が飛んでいました!
水圧で空を飛ぶアクアボードというらしいです。
(TVやCMでおなじみださそうですが、普段TVを見ないので知りませんでした;こんなものが世の中にはあるんですね〜。)
自由自在に水中ではなく、水上?水上空?を飛ぶさまは、とても気持ち良さそうです!
でも、なかなか技術がいるようです。観客席まで水しぶきが飛んでくるほどで迫力満点でした!
護衛艦「いずも」一般公開
やはり一番人気は、あの横浜港大さん橋国際客船ターミナルよりも大きい!海上自衛隊最大の護衛艦「いずも」。
今年は横浜開港祭にあわせて一般公開されました。
通常、事前の申し込み等が必要な一般公開ですが、今回は事前申し込み不要!!
(手荷物検査あり、ハイヒール、サンダルなどでの乗艦はご遠慮くださいとのことです)
我が家の5歳の娘は、これを見た時「これって大きな教会?」って言ってましたw
それを聞いて、幕末に黒船が来た時、初めて黒船を見た当時の人々はあまりの大きさにそれが船だとは認識できなかった(見えなかった)という話を思い出しました。
ヘリコプター搭載護衛艦「いずも」の全長は248m、幅38m、あの戦艦大和とほぼ同じ大きさです。
カーフェリーの格納庫と比べ物にならないくらい、大きな格納庫です。
航空甲板へはエレベーターで上がりますが・・・
大きな天井が降りて来ます。。
これには、子供達だけではなく周囲の大人も興奮気味でした!
これは、ヘリコプターを格納庫から航空甲板に上げるための航空機用昇降機。
1度に100人近くを一気に甲板へと運んでくれます。
ヘリコプター搭載艦としてだけではなく、輸送艦としてや、高度な医療設備も完備しているので災害時等の病院船としてなど多方面での活躍が期待できるそうです。
横浜開港祭2日目の、土曜の夜は花火大会開催されます。
お出かけされてみてはいかがでしょうか?