ジャングルクルーズ以外は、ほとんどなにもしない時間を楽しんだ西表島に別れを告げ、一路、竹富島へ向かいます。
西表島から竹富島への直行の船の本数も少ないです。
大原港13:35発の船に乗ります。
波しぶきをあげ、高速船は竹富島へ向かいます。
14時に竹富港に着く予定ですが、今日は石垣島に宿をとってあるので、竹富島17時発の船には乗りたいところ。
でも、せっかく竹富島まできて、慌てて観光なんて嫌です。
愛すべき名曲 ビギンの「竹富島で会いましょう」にも
時は流れているものを〜♪ 刻むからこそ無理もでる〜〜♪
「ビギン 竹富島で会いましょう」
ということで、滞在時間は3時間ほどですが、慌てずにゆっくり周るをモットーに、竹富島を楽しみたいと思います。
竹富島で、これだけは絶対に外せないと思っていた水牛車。
竹富島行きの高速船に乗ったところで、念のため水牛観光をしている会社の一つ新田観光さんに電話して予約しておきました。
港で、送迎の車が待ってるそうです。
水牛車観光
送迎の車で水牛車の発着場に着き、出発の時間まで水牛さんと写真を撮ったりと、ゆっくり過ごします。
いよいよ出発。
水牛さんが引く車がゆっくり動き出すと、2歳娘も大興奮です。
このゆっ〜くり動き出す感じが、なんとも言えません。
狭いカーブも、ちょうど良いタイミングで曲がります。
当然切り返しもしません。
この感覚をつかむのって、そうとう大変だと思います。
ましてやコンパクトカーではなく、大人を何人も載せた長い車を引いているのでなおのこと。
石垣や赤瓦屋根のつづく道をゆっくりと行きます。
意外と何台も水牛車が歩いています。
どの水牛車からも、三線の音色と沖縄民謡の歌声が聞こえてきます。
三線を練習したことがある人なら(パパも)必ず1度は弾く安里屋ゆんたのモデルになった、絶世の美女、愛しのクヤマさん(1722年〜1799年)が生まれた生家です。
さ〜 安里屋ぬ〜 くやまによ〜 さ〜ゆいゆい♪
あん美らさ〜♪ 生まりばしよ〜♪ ちんだら〜かぬしゃまよ〜♪
「安里屋ユンタ」
約30分ほどゆっくりまわって、水牛車はもとの乗り場に戻ってきました。
レンタサイクル
本来なら、歩いて周りたいところですが、時間もないので、ゆっくりとまわるためにレンタサイクルを借りることにしました。
2歳児はどうしようと少し心配していましたが、ちゃんとチャイルドシート付きのママチャリもありました。
舗装された道ではないので、正直走りにくいところもありますが、冬でも暖かい風にあたって気持ち良いサイクリングです。
たけとみ民芸館
水牛車に乗っている時に気になった、たけとみ民芸館に入ります。
ミンサー織りや芭蕉布、八重上布などの伝統織物を正しく受け継ぐために島の人たちが自主的に運営している工房です。
タイミングがあえば、実際に織っているところなども見学できます。
ミンサー織りだけでも、お土産に欲しくなります。
なごみの塔
島の中心部にある標高24mの見晴台。(少し木に隠れていますが;)
赤瓦の集落や、遠く西表島まで見られるそうですが、登るための行列ができており混みあっていたため、今回はパスしました。
パーラー願寿屋
赤瓦屋根の座敷と、庭を開放したパーラー。
大人パフェと、2種類の紅芋アイスのうちなーサンデーをいただきました。
さて17時の船が出るまで、あと1時間20分ほど。
カイジ浜で星の砂を見つけて帰りましょう〜
と思ったら・・・。
パーラー願寿屋さんの庭にある、おそらく願寿屋さんのお子さんの(?)と思われる、遊具に、我が家の2歳児が気になってしかたない様子。
星の砂浜ことカイジ浜に行きたかったので、レンタサイクルに乗せようとしたら、「遊びたいのに〜〜;」と大泣き。
お店の方に許可をいただいて、遊ばせてもらいました。
あきさみよ〜〜なんで竹富島にまで来て・・・(涙
と思ってしまいそうになりますが、ゆっくり楽しむ旅、たまにはいいかな。
竹富郵便局 竹富小・中学校
竹富郵便局も石垣と赤瓦でとても素敵なたたずまいです。
竹富小・中学校も赤瓦です。
竹富島には高校はないようなので、中学を卒業したらみなさん親元を離れ島を出るのでしょうか。
あっという間の、滞在時間3時間の竹富島タイムでした。
3時間にしては、ゆっくりまわれたつもりですが、やはりこんどは、ゆっくり泊まりで来たいです。