今回は、王子にある石鍋商店さん。
我が家では、近くに行った時に、よく立ち寄る甘味屋さんです。
王子 石鍋商店
創業は明治20年(1887年)。
場所は、狐の行列で有名な王子稲荷神社の参道にあります。
JR「王子駅」と東京メトロ「王子駅」 から、歩いて5分ほど。
王子らしく、店内には狐のお面も販売していました。どれも職人さんの手作りの狐面です。
店内には、15席ほどの座席があり食べて行くこともできます。
ふわっとした食感と、ほのかなお酒の香りで甘さ控えめの酒まんじゅう
なめらかな舌ざわりが絶妙の、水ようかん 音無しの雫
どれも美味しい和菓子の数々です。
久寿餅(くずもち)
なかでも、石鍋商店さんの名物は、久寿餅(くずもち)です!
今回は、「みつ・きな粉付き一枚入り(2〜3人前)590円」を購入してきました。
こちらのくずもちは、小麦デンプンを1年間発酵させたものを、店の奥にある大きな樽で半年〜1年寝かせて発酵させ、それから様々な手間をかけて、最後はセイロで蒸しあげて作られる無添加のくずもち。
その工程に、なんと約2年もかかるとか!
くずもちは、家族全員大好物。色々なお店の「くずもち」をいただくのですが
こちらの「くずもち」は、弾力があり、かなりしっかりした「くずもち」といった感じがします。
蜜を先にかけて、きな粉をまぶして(この順番が、くずもちのお決まり)いただきます。とても美味しい「くずもち」でした。
この日も夕方に行くと、「本日分売り切れました」の札が。。。
何度も「くずもち」を買いそびれたことがあります。早い時は2時くらいには無くなってしまう日もあるそうです。
そんな売り切れするくずもちなので、まだ在庫があるとついつい大きなサイズのを買い求めたくなりますが、くずもちは「橋一つ渡ると味が落ちる」と言われるほど鮮度が命だそうです。
いつも余計に買って帰りたいのですが、我が家は家族3人。毎回、ほぼ1度で食べれる分だけ買います。
生かんてん
お店の外にどーんと置かれた最高級の「天草」。石鍋商店さんで作られる、あんみつの生かんてんや、ところてんの原料です。
もちろん、店内でも食べることができますが・・・
お持ち帰り用に「生かん天」だけでも販売しています!
我が家で「白玉あんみつ」を作る。
今回も「生かんてん」3人用を買って来ました。
毎回気になっていたので重さを測ってみると、3人前でも510gもありました。普通のあんみつの3人前より、あきらかに量が多いです。
蜜やあんこ、求肥など、バラ売りしているので、そちらも購入。
他にも、生かん天、蜜、あんこ、豆、求肥が付いた「あんみつセット」もあります。
「生かんてん」を、さいの目に切り
我が家の自作のオプションで、子供の大好物の白玉を作って
それらを、盛り付けていきます
その日、我が家にあった季節の果物(この日は、柿と洋梨)を添えて、最後に蜜をかけて
自宅で作る(盛りつける)我が家の「白玉あんみつ」の完成!!
作る工程も楽しく、とても美味しくできました。
ごちそうさまでした。