今回は、かなりマニアックな内容です。
「鬼平ごっこ」
2017年初旬から春にかけて、深夜にアニメ版「鬼平」が放送されていました。
歴史・時代劇好きのパパは、毎回録りためては休日に見ていました。
いつの間にか、4歳の娘も興味をしめして一緒に見ていると、いつからか「鬼平ごっこしよ!」と言ってくるように・・・
鬼平ごっことは、要はチャンバラです(女の子なのに;)。
決まってパパは盗賊や悪人で、4歳娘は鬼平こと火付け盗賊改長官 長谷川平蔵になりきりパパは毎回成敗されます。。。
そんなある日、スカイツリーのある「ソラマチ」のダイソーで「御用」の提灯を発見!
100均にしては、なかなか良くできた御用提灯です。
(ドラマやアニメの鬼平では、提灯には「御用」ではなく「火盗」と書かれていますけどね)
鬼平ごっこに御用提灯が加わって、娘もヒートアップ!
次はこれと言わんばかりに「鬼平の帽子もほしい!」と言ってきました。
鬼平の帽子とは、つまり陣笠のことです。
陣笠
陣笠とは、もともと戦国時代などに足軽などが、簡易な防具としてかぶっていた革や金属でできた笠でした。
江戸時代になると、奉行や代官などの上級役人や上級武士が使用し、たいていの陣笠は全面に家紋があしらわれています。
鬼平でも、決まってクライマックスの捕物のシーンの時には、陣笠をかぶっています。
意外な事に、陣笠はアマゾンでも取り扱っていましたw
値段も4,252円(掲載時)と、そこそこします。
陣笠を手作りしてみる
資料によると陣笠は江戸時代、和紙などでも作られていたようです。
なれば、ダンボールで手作りです!
用意するものは、ダンボール、カッター、黒の布テープ、手芸用のロープ
黒の布テープ、ロープは100均で揃えました。
子供の頭の直径を測り、目安に印をつけます。
前面の部分は、少し広めにとります。
穴をくりぬき、少し調整。
余ったダンボールで、笠のふくらみの部分の支柱を作ります。
全て貼り付ける作業は、黒の布テープを使用。
チャンバラに耐えられるよう、多少強度をつけるため膨らみ部分の支柱は多めにとりました。
あとは黒布テープで、ダンボールや隙間が見えなくなるように貼っていきます。
だんだん、陣笠らしくなってきました。
陣笠のひもは、裏側に4箇所穴をあけ、そこに手芸用ロープを通し輪っかを作ります。
輪と輪を結ぶように、もうひとつ輪を作り結びます。
鬼平こと長谷川家の家紋は「藤巴」。黒田官兵衛の福岡藩黒田家と同じ家紋です。
藤は、「不死」を意味し縁起が良いとか。たしかにドラマ、アニメの中の鬼平はある意味不死身です。
家紋を貼り付ければ、手作りの陣笠の出来上がりです!
黒の布テープと、手芸用ロープは100均で購入したので、陣笠の製作費用は216円で出来ました!
超アバウトな作り方ですが、陣笠を作る機会があれば(?)、是非参考にしてみてくださいw
さてさて、今宵はどんな盗人・悪人になって、鬼平に斬られましょうや。