東京 日暮里 羽二重団子
Tokyo sweets Habutae dumpling
日暮里界隈に出かけると、ついつい食べたくなる羽二重団子。
羽二重団子の創業は、文政二年(1819年)11代将軍徳川家斉の頃、間も無く創業200年を迎えます。
JR日暮里駅前の「HABUTAE1819 羽二重団子 日暮里駅前店」へ
すぐ近くに羽二重団子本店があり、いつもは本店の方に入るのですが、今回は日暮里の繊維街に布買いに、お出かけしたのもあって繊維街の近くにある、こちらの日暮里駅前店にお邪魔しました。
店内は、本店と対照的にモダンなカフェのようなつくり。
通りに面したカウンターと合わせても座席数は20席ほど。
羽二重アラカルト
3歳娘は、いろいろと楽しめる羽二重アラカルトを注文。
季節のフルーツと(12月に行った時は、みかん。 写真は食べかけ;)
- ミニだんご焼1本
- ミニたんごあん1本
- ミニぜんざい
- ミニあずき羹
- しずくあん2粒
の中から3つ選べて、今回は、ミニぜんざい、ミニあずき羹、しずくあんをチョイス。
これで¥648(税込)
うちの3歳娘は、生クリームより餡子、ケーキより団子が好きな、生粋の和菓子女子。
3歳児とはいえ、あんこ大好きというのもあって、ほとんど全てあっという間に完食。美味しかったようです。
羽二重だんごセット
パパは定番の
羽二重だんごセット ¥540(税込)
文豪、夏目漱石も、泉鏡花も、正岡子規も食し愛した味。
司馬遼太郎の「坂の上の雲」にも登場します。
パパは特に、あん団子が昔からのお気に入り。
甘さは控えめだけれどしっかりした味のあんが、団子にまとわりついて何とも言えません。(食べ物の表現は下手なので実際に食べてください。)
ボリュームはありますが、もう一本、もう一本と食べたくなります。
正岡子規は、あんを3本、焼きを1本を好んで食べていたそうです。
団子の日持ちは1日
お土産用にも、お団子を購入。
全てあんこ。
羽二重団子のホームページにも、「日持ち一日の儚い命のお菓子です」とあります。
日暮里駅や西日暮里駅の構内、大丸東京などでも購入できますが、羽二重団子の日持ちは当日のみ。
東京のお土産でおすすめは?と問われて、いつもこの羽二重団子と答えたくなるのですが、日持ちが当日しかないので、なかなか地方へお土産として持って行くことができません。
大げさに言えば、東京でしか食べられないお団子かもしれませんね。
すぐ近くにある、お庭を見ながら団子が食べられる本店は、2017年2月12日をもって、改築のため、しばらく休業するとのこと。
完成は、創業200年を迎える2019年になるとのことなので、当分はこちらの日暮里駅前店にお世話になりそうです。
HABUTAE1819 羽二重団子 日暮里駅前店
〒116-0014 東京都荒川区東日暮里6−60−6
TEL:03-5850-3451
休日:年末年始
営業時間:11:00〜18:00