今日10月28日は「パンダの日」
1972年の今日、日本と中国の国交正常化を記念して中国政府から贈られた、カンカンとランランが上野動物園に来たのを記念してだそうです。
パンダが来てから今まで、上野動物園の1番の目玉はやっぱりパンダ。
最近はシャンシャンブームもあって、平日でもパンダを見るのに数時間待つこともよくあります。
ようやく見える所に来ても、上野動物園は歩きながら見なきゃいけないのでパンダと対面は一瞬;。
でも、もっとゆっくりといっぱいパンダを見たい!というパンダ好きの人におすすめなのは、ぜひ一度本場の四川省成都へ、パンダを見に行って見てはいかがでしょうか?
成都へは、ANA等、日本から直行便も飛んでいます。
成都パンダ繁育基地
成都の中心街から、地下鉄とバスで行ける成都パンダ繁育基地。
ジャイアントパンダの繁殖と育成、保護を目的に作られた基地というなの研究施設ですが、ディズニーランドなどのテーマパークさながらのワクワクするゲートです。
料金は55元。日本円で約880円(1元=16円として)。
敷地面積は約66ヘクタール。上野動物園の約4倍以上の広々とした環境の中で、多くのパンダに出会えます。
広大な敷地面積を走る、電気バスも運行されています。時間がない時は便利かもしれませんが、
パンダの実際の生育環境を模した自然の中を、歩いて行くのも楽しいです!
いたるところに、パンダ、パンダ、パンダ・・・
研究施設ですが、多くは動物園同様の作りになっています。
ジャイアントパンダ本来の生息地の自然に近い環境で、のびのびと過ごしているパンダたち。
せっかく訪れるなら早朝がおすすめ。活発に動く食事中のパンダたちに出会えます。
物思いにふけっているような食後のパンダさん。何を考えているのでしょうか。何も考えてないのかな。
せかされながら見るわけでもなく、日本のように終始混雑しているわけでもないので、訪れた人たちは、ゆっくりと思い思いに写真を沢山撮っていました。
おや?こちらのパンダの「雄浜」は日本の和歌山の動物園で生まれたそうです。
以前、世界ふしぎ発見で黒柳徹子さんが会ったパンダかな?
まったりお昼寝中でした。。
子供パンダ
こちらは、幼年期のジャイアントパンダのエリア。
座って食べたり
仰向けに寝転んで食べたり
どに子もみんな、見ていて気持ちいいほどの食べっぷりです!
おチビのパンダ
やっぱり一番の人気は、生まれて数ヶ月のパンダのエリア。
今までゆっくり見れて来ましたが流石にここは、見物人の人だかりができていました。
ちょっとした仕草も、いちいち可愛いです。
おチビパンダも食事中。
飼育員さんが来ると、だっこをせがんでいました。まるで人間の小さい子と一緒です。
レッサーパンダも可愛い!
成都パンダ繁育基地には、レッサーパンダもいます。
レッサーパンダのエリアには、人も中に入ることができ、すごく間近で見ることもできます。
足元を通り過ぎるレッサーパンダ。これも日本ではなかなか味わえないような。
正直なところジャイアントパンダだけでいいかな、と思っていましたが、レッサーパンダのエリアもとても楽しめました!
お土産にパンダグッズ
園内の様々なところにある、パンダグッズのお土産やさん。
パンダグッズの種類、量ともに、世界一レベルの品揃えではないでしょうか。
値段も日本で買うよりも、2〜3割か、物によっては半額くらい安い物もある気がしました。
肝心の質も、ひと昔の中国のパンダのお土産に比べて格段に良くなっている感じです!
成都の街にもパンダグッズ店があったり空港でも売っていますが、やはり品揃えはパンダ基地内の各売店が一番充実していました。
便利でユーモアな日本語表記
日本人にとっては、中国語の漢字表記も意味はわかるのですが、基地内の案内表記には、中国語、英語、日本語、ハングルの表記がありました。
いたるところにある、そのパンダの名前や特徴が書いてある案内板
「頭のてっぺんにWiFi信号強度の表示になろうとする形状の毛が・・・」など、日本ではあまり見ないような表現で書かれている案内板が多くあり、読んでいて楽しいですw
基地内にあるパンダの生態や繁殖について学べる博物館も、日本語の解説が選べました。
習近平国家主席号令の「トイレ革命」による綺麗なトイレ
中国の旅行 と聞いて心配に思うのがトイレ事情。
以前は、仕切りのないニーハオトイレなどが観光地でもあったりしましたが・・・
数年前からは、習近平国家主席号令のもと「トイレ革命」が全国で展開され、パンダ基地のトイレも大変綺麗でした。
ガイドさんによっては、パンダ基地のトイレは5星ホテルのトイレより綺麗と言う人も。
成都は、日本人にも馴染みのあるものばかり
四川省成都。街の中心には、伊勢丹やイトーヨーカ堂などの日系企業の店もありますが、他にも成都には日本人にも馴染みのあるものや、楽しめたり学べるところが多くあります。
四川といえば四川料理、麻婆豆腐をはじめ本場の辛口中華を食べて見てください。辛さだけではない奥深い味の四川料理が堪能できます。あの陳麻婆豆腐のお店もありますよ。
もし、パパさんや息子さんが三国志に興味があるなら、成都は三国志の蜀の都。
ご存知、劉備玄徳や諸葛孔明が活躍した場所です。
孔明を祀った祠堂や、玄徳の陵墓、三国志の博物館があります。
他にも、中学や高校の時に習った「国破れて山河あり・・・」で有名な詩聖の杜甫も、戦火を逃れ成都に暮らし、今でも杜甫草堂として残っています。
(それと個人的な印象ですが)成都だけではなく四川省全体的に言える気がするのですが、北京や上海などの他の都会と違って、四川省はまだ田舎のせいか人がみんな親切のような気がします。
言葉は通じなくとも、道を聞いた時などは、一生懸命教えてくれる人が多いと感じました。
物価も中国国内では安い方だと思います。
ぜひ、本場のパンダを見に四川省成都へお出かけして見るのもいかがでしょう?
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