お出かけいく

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子どもと、お出かけ行く(育)。30代パパによる、子供に何事もリアルに体験させてみようという試み。

宮島口「うえの」あなごめし弁当。駅弁から宮島名物へ、レトロな包み紙も楽しい。 広島県廿日市市

7月5日は「穴子の日」ということで・・・

今回は、広島県は廿日市市の宮島へ渡る玄関口、宮島口にある

あなごめし「うえの」さんの「あなごめし弁当」について。

あなごめし発祥の店「うえの」

f:id:odekakeiku:20190705123709j:plain世界遺産宮島へ渡る宮島口に、全国の穴子好きが遠くから買いに行くるという名店があります。

 

f:id:odekakeiku:20190705121933j:plain創業は明治34年(1901年)

いつ行っても行列が絶えない人気店です。

明治30年に、山陽本線の広島〜徳山間が開通し、宮島駅(現在のJR宮島口駅)が開業します。

その宮島駅の駅弁として、こちらから販売されたのが「あなごめし弁当」

ゆうに100年以上の歴史があります。

 

さめても美味しい

f:id:odekakeiku:20190705125905j:plain経木(へぎ)の折箱に、穴子からとった出汁で炊いたごはんと、その上にぎっしりと詰められた穴子。

普通は出来立てが美味しいというのが当たり前ですが、こちらの「あなごめし弁当」は、穴子の旨味がさめていくほどに、ごはんに沁みていき、経木の折箱のお陰でほどよく水分が抜け水っぽくならず、常識はずれのさめても美味しいお弁当です。

なんでもお弁当は、ご飯がさめた時を考えた味加減にしているとか。


レトロで楽しい、お弁当の包み紙

f:id:odekakeiku:20190705121945j:plainもう1つ楽しみなのが、お弁当のレトロな包み紙。

いつも毎回異なるデザインだな〜と思っていたら、全部で12種類もあるそうです!

 

f:id:odekakeiku:20190705122002j:plainこちらは、創業時から大正十一年ごろに使われていたレッテルの復刻版。

 

f:id:odekakeiku:20190705131309j:plain隅には「宮島エスケープ」という、宮島のお勧め場所の案内があります。ちょっとマニアックで楽しげなことも書かれていたりもしますよw 必見です!

 

f:id:odekakeiku:20190705121941j:plainこちらは大正12年ごろ使われていたレッテルの復刻版。

よく読むと・・・

f:id:odekakeiku:20190705131737j:plain

なにかの広告かと思っていたら・・・

「おわすれ物のないやうに 〜 門司鐵道局」

という当時の鐵道局の忘れ物の注意喚起でした!


大正九年十二月〜大正十年十一月までの1年間の忘れ物の数が書かれています。

九九七八八・・・

漢字だとパッとしないのでアラビア数字にすると→99,788点!

内訳

列車内:五〇九七四點 (50,974点)

待合所:三九六一三點 (39,613点)

その他:九二〇一點 (9,201点)

当時でも、これほどの忘れ物があったそうです。

とても興味深く貴重な資料ですw

 

お弁当は予約もできる

f:id:odekakeiku:20190705121934j:plainちなみに、あなごめし弁当は、予約することも可能です。

あらかじめ予約しておいて、宮島へ渡って食べるもよし。

宮島口へ着いたら予約して、帰りの電車で食べるもよし。

 

ごちそうさまでした。

 

www.odekakeiku.com

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