今回は、ペーパープレーンブックの紹介です。
不思議な魅力を持つ紙飛行機。幼児なら、男の子も女の子も好きな子が多いのでは。我が家の3歳娘も1枚の紙を持ってきては、よく紙飛行機を作ってとせがんできます。
今回は、色々な種類の紙飛行機が作れるペーパーブレーンブックの紹介です。
お盆帰省時に、お土産で買って行ったのですが、3歳娘も従兄弟のお兄ちゃんたち(4歳、6歳)も、そして大人も意外と興味津々。
近くの公園など、身近なお出かけアイテムとしても最適です。
Paper Planes to Fly ペーパープレーンブック
このブックをはじめて見つけたのは、 都内の百貨店内にある子供玩具売り場でした。出版社勤めのパパは、日頃各書店の隅々まで目を通していたのですが、この本はあまり見かけたことがありません。見ると、メーカーは、文房具のコクヨ。
コクヨらしい一風変わった、絵本を出すことで有名な(?)、コクヨのえほんシリーズでした。お近くの書店に無い事もありますが、取り寄せできると思います。
一見、複雑そうに見えるこの本。実は、ハサミやノリやテープもいらないのです!
紙の胴体や翼は、素手でブックから取り外せます。取り外す前に、クレヨンや色鉛筆で色を塗ることも。色を塗る際にもわかるよう、ピンク色になっているところがノリで隠れる部分というように、なかなか親切です。
そして付属のシールで、胴体や翼を貼り付け。指定された場所に綺麗に貼る器用さは必要ですが、幼児でも大人と一緒に手軽にできると思います。小学校3年生くらいなら1人でもできるかな。
ページが切りとれるようになっているので、ガイド、胴体、シール部分とページを切り取って作れるのが意外に便利。なかなかよく出来ています。
この1冊で、5種類の飛行機が出来ます。
グライダーから、翼が2枚ある複葉機、鳥型飛行機、カッコイイ戦闘機まで。どれも1機あたり10分〜20分ほどで完成です。
このプレーンブックの、もう一つの魅力が、付属のカッコイイ、ステッカー!
ステッカー貼りは、大人も興味津々。うまく左右対称に貼らないと、バランスよく飛ばなかったり、貼りすぎると重くて飛ばなかったりと、オーバーに言うと、ちょっとした航空力学も学べますw
さて、実際に飛ばしてみると、なかなかコツがいります。うまく飛ばない理由は色々あります。胴体が曲がっていたり、翼の取り付け角度が、大きく規定より外れていると、うまく飛びません。
各飛行機には、専用の翼の取り付け角度確認用のゲージが付いてます。本格的です。(この一見めんどそうなパーツが、紙飛行機マニア心をくすぐります。)これで調整してみたり自分なりに工夫して角度を変えたりして、飛ばしていくのも楽しみの一つです。
実際に、外で飛ばす際は、自動車や自転車の通らない公園で。飛行機を飛ばして、人や動物が当たらないような安全な場所を見つけて飛ばしましょう。工夫次第で意外と飛距離が出ます。
紙一枚で作る、普通の紙飛行機に飽きたら、ステップアップして、このペーパープレーンブックの飛行機を親子で作って飛ばしてみてはいかがでしょうか。
このペーパープレーンをヒントに、完全自作のペーパープレーンを作って、夏休みの自由研究に出したら面白そうなのにな〜と、思う3歳娘のパパでした。