お出かけいく

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子どもと、お出かけ行く(育)。30代パパによる、子供に何事もリアルに体験させてみようという試み。

ノラネコぐんだんコラボカフェが、池袋で出店中だニャー。& 丸善カフェのハヤシライスとレモン

今回は、池袋マルゼンカフェへお出かけした記録です。

 

池袋 マルゼンカフェ

f:id:odekakeiku:20190808233418j:plain2017年にオープンした、池袋のマルゼンカフェ。

電車の先頭車両がインパクトあって気になっていましたが、今回は初めて入店してみました。

 

f:id:odekakeiku:20190808233424j:plain実は本当のお目当は、今こども達に大人気の、やつらwがいるからです!

2019年7月20日〜9月3日までの夏休み期間限定で、「ノラネコぐんだん」とコラボしたノラネコカフェがオープンしています!!

 

f:id:odekakeiku:20190808233449j:plainせっかく入ったので、まずは常時展示されている電車の先頭車両も見ていきます

 

f:id:odekakeiku:20190808233455j:plain西武線のお膝元池袋ですが、西武だけでなく東急、京急で活躍した車両の先頭車両が常時展示されています。

電車を間近に見ながら食事や休憩ができるので、鉄道好きの子供さんにもおすすめのカフェです。

 

ノラネコカフェ

f:id:odekakeiku:20190808233505j:plain続いてノラネコカフェについて。いたるところに、ノラネコぐんだんがいます。

 

f:id:odekakeiku:20190808233509j:plainさてさて、どんなコラボのメニューがあるのでしょうか。

 

f:id:odekakeiku:20190808233519j:plain今回、こちらのカフェでは、ノラネココラボメニューは3つ

  • はらぺこ早矢仕ライス 1300円(税込)
  • バスク風ミニチーズケーキ ノラネコチョコを添えて 900円(税込)
  • ノラネコ抹茶ラテフロート 800円(税込)

今回我が家の6歳娘は、「はらぺこ早矢仕ライス」をさっそく注文!

 

f:id:odekakeiku:20190808233524j:plainノラネココラボメニューを注文すると、4種類の特製ノラネコぐんだんランチョンマットから、好きなのを1つ選べました。

 

f:id:odekakeiku:20190808233529j:plainなかなか丈夫で、今後末長く重宝しそうなノラネコランチョンマットです。

 

ノラネコのハヤシライスw

f:id:odekakeiku:20190808233535j:plainここで娘っちは気づきました。

「あ、このハヤシライス、店員さんと同じ服着てない? これ(パプリカ)ネクタイだよね?」と。

f:id:odekakeiku:20190810140005j:plainふむふむ、たしかに偶然かあえてなのか、マルゼンカフェの店員さんのユニフォームに似ている気がします。

 とても美味しいハヤシライスだったそうです。

 

通常メニューも美味しい!

f:id:odekakeiku:20190808235108j:plainママさんは、通常のメニューからオム早矢仕ライスセット

 

f:id:odekakeiku:20190808235118j:plainパパは、気になった早矢仕ドックを注文。

ホットドックのソースに早矢仕ライスのソースがのっていますw

 

ハヤシライスの生みの親は、丸善の創業者

f:id:odekakeiku:20190809000803j:plain

(諸説ありますが)ハヤシライスは丸善の創業者、早矢仕有的が生み出しともいわれています。

幕末から明治初年ごろ、早矢仕有的があり合わせの肉や野菜からごった煮を作り、それにご飯を添えて客人にだしていたそうです。

とても美味しいハヤシライスでしたよ。

 

 丸善とレモン

f:id:odekakeiku:20190809001330j:plain梶井基次郎の「檸檬」

自分も高校時代に「檸檬」を読んでゾクゾクしましたが

「檸檬」を爆弾を仕掛けるように本棚に置く・・・、その店が丸善という設定でした(たしか京都のお店だったかな?)

 

f:id:odekakeiku:20190809001339j:plainそれゆえ、丸善カフェには「檸檬」に関するメニューがあります。

檸檬ソフトクリーム 650円

 

f:id:odekakeiku:20190809001345j:plain檸檬スカッシュ 500円

 

f:id:odekakeiku:20190809001826j:plain最近あまり見かけなくなりましたが、カフェ内で出される(セルフ)お水も、檸檬水でしたw 

檸檬 (角川文庫)

檸檬 (角川文庫)

 

 

f:id:odekakeiku:20190809002135j:plain2階の店内にはノラネコぐんだんのグッズもたくさん販売していました!
そういえば・・・ノラネコぐんだんさんたちも、檸檬色だニャーw

 ごちそうさまでした。

ノラネコぐんだんコミック (コドモエのほん)

ノラネコぐんだんコミック (コドモエのほん)

 

 

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谷中 「ひゃっこい祭り」 ずらりと並んだ氷柱に、おもちゃ氷、氷上カーリングなどなど。

連日35度を超える日々。暑中お見舞い申し上げます。。。

今回は、そんな暑い中少しでも涼しくなりたいと、谷中のひゃっこい祭りにお出かけした記録です。

2019年は、8月3日と4日に開催。

谷中ひゃっこい祭り

f:id:odekakeiku:20190807232638j:plain谷中の夏の風物詩「ひゃっこい祭り」

 

f:id:odekakeiku:20190807232649j:plain名物は氷柱。谷中銀座の入り口二箇所に大きな装飾された氷柱が立ち

 

f:id:odekakeiku:20190807233617j:plain商店街の真ん中を、約20もの氷柱が立ち並びます。

 

おもちゃ氷

f:id:odekakeiku:20190807232701j:plain子供達の楽しみは、おもちゃ氷!(無料)

 

f:id:odekakeiku:20190807232706j:plain大きな氷の中に閉じ込められている玩具を、用意されている水鉄砲で穴をあけ取り出します。

 

f:id:odekakeiku:20190807234025j:plain35度近くある猛暑の中とはいえ、氷は全くと言っていいほど融けず、なかなか根気がいります。我が娘は、欲張りにも少し大きめのオモチャを選んでしまいました;

猛暑の中、見守る親も大変です;;

 

 

f:id:odekakeiku:20190807232713j:plain30分近く水鉄砲で穴をあけ、ようやくオモチャを1つゲット!!

 

氷上カーリング、かき氷

f:id:odekakeiku:20190807232726j:plainこちらは氷上カーリング(無料)。見事、目標の○の中に入れられたら、この日の夜に使える500円のグルメ券がいただけるそうです。

 

f:id:odekakeiku:20190807232735j:plain1つ500円でメロン、いちご、桃から選べる、かき氷。

今回選んだメロンは、メロン農家とコラボし、本物メロンの果肉がのっていました!
いちごや桃も、農園とコラボした特性かき氷のようで美味しそうでした。

 

夜もひゃっこい祭り

f:id:odekakeiku:20190807232742j:plain夜もひゃっこい祭りはやっています。日中あんなに暑かったのに、大きな氷柱はまだまだ融けずに頑張っていました。

 

f:id:odekakeiku:20190807232747j:plain恒例の納涼盆踊り。谷中銀座の中で老若男女みんな踊ります。さすが谷中、浴衣率がとても高いですね!

 

f:id:odekakeiku:20190807232752j:plain日中、子供達に水鉄砲をかけて融かされまくっていた、オモチャ氷は、あとかたもなく、あとわずかな氷を残すのみになっていました。

楽しませてくれて、ありがとう。

 

Hanako SWEETS いつだって かき氷。 (マガジンハウスムック Hanako sweets)

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宮島口「うえの」あなごめし弁当。駅弁から宮島名物へ、レトロな包み紙も楽しい。 広島県廿日市市

7月5日は「穴子の日」ということで・・・

今回は、広島県は廿日市市の宮島へ渡る玄関口、宮島口にある

あなごめし「うえの」さんの「あなごめし弁当」について。

あなごめし発祥の店「うえの」

f:id:odekakeiku:20190705123709j:plain世界遺産宮島へ渡る宮島口に、全国の穴子好きが遠くから買いに行くるという名店があります。

 

f:id:odekakeiku:20190705121933j:plain創業は明治34年(1901年)

いつ行っても行列が絶えない人気店です。

明治30年に、山陽本線の広島〜徳山間が開通し、宮島駅(現在のJR宮島口駅)が開業します。

その宮島駅の駅弁として、こちらから販売されたのが「あなごめし弁当」

ゆうに100年以上の歴史があります。

 

さめても美味しい

f:id:odekakeiku:20190705125905j:plain経木(へぎ)の折箱に、穴子からとった出汁で炊いたごはんと、その上にぎっしりと詰められた穴子。

普通は出来立てが美味しいというのが当たり前ですが、こちらの「あなごめし弁当」は、穴子の旨味がさめていくほどに、ごはんに沁みていき、経木の折箱のお陰でほどよく水分が抜け水っぽくならず、常識はずれのさめても美味しいお弁当です。

なんでもお弁当は、ご飯がさめた時を考えた味加減にしているとか。


レトロで楽しい、お弁当の包み紙

f:id:odekakeiku:20190705121945j:plainもう1つ楽しみなのが、お弁当のレトロな包み紙。

いつも毎回異なるデザインだな〜と思っていたら、全部で12種類もあるそうです!

 

f:id:odekakeiku:20190705122002j:plainこちらは、創業時から大正十一年ごろに使われていたレッテルの復刻版。

 

f:id:odekakeiku:20190705131309j:plain隅には「宮島エスケープ」という、宮島のお勧め場所の案内があります。ちょっとマニアックで楽しげなことも書かれていたりもしますよw 必見です!

 

f:id:odekakeiku:20190705121941j:plainこちらは大正12年ごろ使われていたレッテルの復刻版。

よく読むと・・・

f:id:odekakeiku:20190705131737j:plain

なにかの広告かと思っていたら・・・

「おわすれ物のないやうに 〜 門司鐵道局」

という当時の鐵道局の忘れ物の注意喚起でした!


大正九年十二月〜大正十年十一月までの1年間の忘れ物の数が書かれています。

九九七八八・・・

漢字だとパッとしないのでアラビア数字にすると→99,788点!

内訳

列車内:五〇九七四點 (50,974点)

待合所:三九六一三點 (39,613点)

その他:九二〇一點 (9,201点)

当時でも、これほどの忘れ物があったそうです。

とても興味深く貴重な資料ですw

 

お弁当は予約もできる

f:id:odekakeiku:20190705121934j:plainちなみに、あなごめし弁当は、予約することも可能です。

あらかじめ予約しておいて、宮島へ渡って食べるもよし。

宮島口へ着いたら予約して、帰りの電車で食べるもよし。

 

ごちそうさまでした。

 

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日暮里 谷中 ザクロ。トルコランプの下で、日本一うざいお店の、日本一お得感のあるランチをお腹いっぱい食べる。

よくテレビやネット界隈で、「日本一うざい店長がいる中東料理のレストん」と紹介される日暮里 谷中のレストラン ザクロ

日暮里のレストラン ザクロ

f:id:odekakeiku:20190628204320j:plainうざい店長アリさんも(うざいって失礼なw)、店内いっぱいに吊るされてるトルコランプも(トルコランプを作れる工房も近くにある)ザクロの名物ですが・・・

何と言ってもザクロの料理は、とても美味しくてリーズナブル!

我が家は、ママも6歳の娘もこちらの中東料理が大好きで、2〜3ヶ月に1度(昼夜あわせて)は行ってるかな。

 

1000円でお腹いっぱい食べれる幸せランチ

f:id:odekakeiku:20190628204327j:plainこちらのランチのおすすめは、1000円でお腹いっぱい食べれる幸せランチ。

サラダ、スープ、一品料理と・・・

 

f:id:odekakeiku:20190628204335j:plain次々にお皿が運ばれてきます。飲み物に紅茶とジュース付き。

我が家は、中東料理にはかかせないアイラン(トルコや中東などで食事の時に一緒に飲まれる、甘くない塩味の効いた飲むヨーグルト)も200円で付けてもらいました。 

 

f:id:odekakeiku:20190628204350j:plain時には、店長のアリさんや、スタッフが「お兄さん、これ食べる?」「これは〜〜だよ!」とお皿に料理を載せて持って来て、それを取ったり

 

f:id:odekakeiku:20190628204341j:plain空いているお皿に、次々と料理を載せていってくれたり、色々な種類の料理を本当にお腹いっぱいいただけます。

 

f:id:odekakeiku:20190628204435j:plain美味しいナンの、おかわりもできますよ。

 

f:id:odekakeiku:20190628204440j:plainこちらは、トルコのグラタン。

チーズがたっぷり載っていて、チョクギュゼル!(トルコ語:とっても美味しい!)

 

f:id:odekakeiku:20190628204453j:plainもう、お腹いっぱい・・・と言っても「食べる〜〜?」と持って来られると、ついつい手が出てしまいます。

 

f:id:odekakeiku:20190628204614j:plain時折、食事中でも甘い物も持って来ます。中東のカンリントウ↑や、デーツドライフラワーなども。

 

f:id:odekakeiku:20190628204623j:plain締めは、シャーベット。今回は、あんずのシャーベットでした。

あんずも付いて、さっぱり美味しかったですよ。

 

f:id:odekakeiku:20190628205547j:plain

デザートを食べ終わったけど・・・

「これ中東の焼き飯、食べる?」と盛っていただい焼き飯。
これもすごく美味しかったです!w

 

日本一お得感のあるランチ

トルコやイランなどの中東料理に抵抗なくて、

「空気をよめ〜〜w」「食べたら早く帰れ〜〜〜w」「あなた元気な男の子産みそう〜〜w」(我が家は女の子だったw)「やば〜〜〜w」などなど

日本一うざい接客と言われるアリさんの楽しいw接客も存分に楽しめるなら、日本一お得感のある幸せランチだと思いますw

 

f:id:odekakeiku:20190628220112j:plain家族3人で、今日もいっぱい、いっぱいいただきました。

ごちそうさまでした。

 

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旧喰丸小学校。幾たびの解体の危機を乗り越えた、奥会津の雪国の木造校舎。福島県昭和村

今日、5月21日は「小学校の日」。

明治2年(1869年)に京都で日本で初めての小学校「上京第二十七番組小学校」が開校した日だそうです。

今回は、それにちなんで、奥会津を旅行した時にたまたま出会った「旧喰丸小学校」について少し。

 

旧喰丸小学校

f:id:odekakeiku:20190521061822j:plain奥会津の、からむしの里として知られる昭和村に、とても素敵な木造の廃校「旧喰丸小学校」がありました。

幾たびの解体の危機を乗り越えて、現在は昭和村の観光拠点の場所、地域の香料の場所として使用されているようです。

 

f:id:odekakeiku:20190521062233j:plain内部も公開していると聞いて、やってきました。

開館時間は9:00〜17:00。月曜・火曜は休館です。

土足からスリッパに履き替えて、年季の入った木造の床をあがります。

 

f:id:odekakeiku:20190521062238j:plain

f:id:odekakeiku:20190521062253j:plain現在の木造の校舎が落成したのは昭和12年だそうです。もうここに建って80年以上。

昭和55年(1980年)に廃校になっています。

 

職員室

f:id:odekakeiku:20190521062304j:plain「職員室」の表記も、懐かしさが漂います。

 

f:id:odekakeiku:20190521062359j:plain

日課表がありました。ここ昭和村は雪国です日課表も「夏季」と「冬季」があり、冬季は夏季よりも15分登校時間が遅いようです。

それにあわせて、職員勤務時間も「冬季」は15分遅い出勤。

今でも、雪国の学校はどこもそうなのかな。

 

教室

f:id:odekakeiku:20190521062313j:plainそして、やっぱり素敵な教室。

現在よりも黒板が小さく感じます。

 

f:id:odekakeiku:20190521062320j:plainここでは、木材以外で出来たものが、ほとんど見当たりません。

 

f:id:odekakeiku:20190521062335j:plain今春、小学校に入学した娘は、さっそく木の机椅子に座り、そして立って・・・

「起立」「礼」をしていました。

やりたくなる気持ちがよくわかりますw

 

f:id:odekakeiku:20190521062332j:plain「朝ゆうなれにし 学びの窓〜♩」(仰げば尊し)

という唱歌を思い出しました。

お出かけした時は、ちょうど校庭の山桜も満開。

 

f:id:odekakeiku:20190521062439j:plain木造の校舎に通ったことはないのに、とても懐かしく帰ってきた感じのする、素敵な小学校でした。

おじゃましました。

 

喰丸小学校(くいまるしょうがっこう)kuimaru shogakko

 〒968-0212 福島県大沼郡昭和村喰丸1374

駐車場あり

9:00〜17:00

月曜火曜休み

入館無料

 

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殺生石 松尾芭蕉も「奥の細道」で訪れた「九尾の狐」伝説の地。那須高原

いきなりですが、今日(記事を書いたている日)5月16日は「旅の日」。

330年前の今日、松尾芭蕉が「奥の細道」へと旅立った日を記念して「旅の日」とされたそうです。

ということで、今回は「奥の細道」で松尾芭蕉も訪れた、栃木県那須町にある殺生石について少し。

 

f:id:odekakeiku:20190516220401j:plain最寄りの駐車場に止めて、賽の河原を歩いていきます。ものすごい硫黄の匂いです。

この辺りは湯の花の採取場にもなっているそうです。

 

教傳地獄

f:id:odekakeiku:20190516220421j:plain殺生岩へと通じる木道の途中に、千体ものお地蔵さんは並んで立っておられました。

この辺りの名前は「教傳地獄」。

 

f:id:odekakeiku:20190516230650j:plain

「教傳地獄の由来」と書かれた案内を要約すよると

 後醍醐天皇の頃、教傳という悪さばかりをする小坊主がいました。

 その悪ガキの小坊主も、28歳になり住職となります。

そんなある日、友人と那須温泉へ湯治に行くこととなりました。湯治へと出かける朝、母が用意してくれた朝食を「まだ旅支度もできていない!」と怒り蹴飛ばし、そのまま出発してしまったそうです。

その悪業のためか、教傳が殺生石を見学するためにこの地を訪れた時、突如火炎熱湯が吹き出し、教傳は火の海の地獄に落ちて命を落としてしまったとか。

江戸時代も、ここは親不孝への戒めとして参拝する人が多かったそうです。

 

f:id:odekakeiku:20190516220425j:plainそんな話を聞き、あわれに思ったのか、5歳娘もお地蔵さんに合掌。

親孝行してくださいねw。

 

殺生石

f:id:odekakeiku:20190516231549j:plain天気は良くても、どことなく異様な感じのする殺生石。

 

f:id:odekakeiku:20190516231714j:plainこちらは有名な「九尾の狐」伝説。

中国の妖怪である九尾の狐(9つの尾っぽを持つ狐)が、日本に渡来し女性に化け「玉藻の前」と名乗り朝廷に仕え日本を滅ぼそうとします。

しかし、陰陽師の阿部泰成(安倍晴明の直系の子孫)に正体を見破られてしまい、ここ那須へ逃げて来ます。朝廷は三浦介と上総介に討伐を命じ、九尾の狐は退治されてしまいます。九尾の狐は、毒気を放つ毒石になり近づく人や獣を殺し続けました。

源翁という和尚が大乗経をあげると、石は3つに割れ、その1つがここに残ったそうです。

 

那須温泉神社

f:id:odekakeiku:20190516220443j:plain温泉が湧き出るところには、必ず神社あり。

 

f:id:odekakeiku:20190516220447j:plain神社の鈴も硫黄で腐食しています。

 

f:id:odekakeiku:20190516220451j:plain昭和天皇御歌碑

「空晴れて ふりさけみれば 那須岳は さやけく聳(そび)ゆ 高原(たかはら)のうへ」

芭蕉の句碑を探しましたが見つかりませんでした。代わりに昭和天皇の歌碑を境内で見つけました。

 

ちなみに芭蕉が詠んだ句は二句

「石の香や夏草赤く露あつく」

この地に訪れる時に、馬子に何か詠んで欲しいと頼まれて詠んだ句↓

「野を横に 馬引きむけよ ほととぎす」

 

f:id:odekakeiku:20190516220529j:plain駐車場に戻り、駐車場のトイレに入ったら、手洗いの蛇口も腐食していました。

殺生石の魔力?恐るべし。

 

 

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向島 青柳正家「菊最中」最中から溢れ出る絶妙の餡子

今回は、向島の青柳正家さんの菊最中について。

 

向島 青柳正家 

f:id:odekakeiku:20190508225746j:plain今でも昔懐かしい家屋が立ち並び、スカイツリーのお膝元となった墨田区向島界隈。

そんな向島の一角に、青柳正家さんがあります。

 

f:id:odekakeiku:20190508225753j:plain入り口の両脇には、見事な工芸菓子【白鷹】↑ 【牡丹】↓

f:id:odekakeiku:20190508225757j:plain厳かな佇まいと、一見お菓子にも見えない完成度が高すぎる工芸菓子もあってか・・・

 

f:id:odekakeiku:20190508225800j:plain気軽に入れないような、少し敷居の高い雰囲気がします。

 

菊最中

f:id:odekakeiku:20190508225817j:plainさて、今回のおめあては、菊最中です。

令和元年はじめての「おやつ」カテゴリーの記事。今回は「菊」でいってみました。

 

f:id:odekakeiku:20190508225820j:plain菊の花をかたどった、見た目も大変美しい最中です。

菊最中は2個以上から販売だそうです。

 

f:id:odekakeiku:20190508225823j:plainもう1つ、こちらのお店の名物は「栗羊羹」

1本4,428円也。

 

あおやぎせいけ

f:id:odekakeiku:20190508225827j:plainちなみに、こちらのお店の名前「青柳正家」は「あおやぎせいけ」と読むようです。

 

f:id:odekakeiku:20190508225831j:plain

 「青柳正家」と名付けたのは、とある公家様とか。

なるほど。

 

菊最中

f:id:odekakeiku:20190508225834j:plain菊最中は2個以上から販売とあったのも、箱に入れて崩れないためなのかもしれません。

 

f:id:odekakeiku:20190508225842j:plainあんこがたっぷり。最中が閉じる気配がありません。

 

f:id:odekakeiku:20190508225853j:plain見た目はさらし餡のようですが、あずきの味がしっかりとして深い味わいがあります。

 

f:id:odekakeiku:20190508225857j:plainあんこは甘めですが、後味は意外とあっさり。

少し欲を言えば、最中の皮がもう少しパリッとして香ばしさがあれば、と思ってしまいましたが・・・、最中大好きのママも餡子だいだいだい好きな娘も、大満足の味だったようです。

 ごちそうさまでした。

 

f:id:odekakeiku:20190508225740j:plainそれにしても、向島界隈は、アクセスもあまりよくない割には、大変美味しい和菓子屋さんや魅力的なお店が多い気がします。

やはり向島は奥が深い。

 

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