今年もやってきました!
上野動物園の「真夏の夜の動物園」
2018年8月10日(金)〜16日(木)
真夏の夜の動物園
いつもは17時に閉園してしまう動物園ですが、毎年お盆前後の一週間は、20時まで開園時間が延長されます!(入園は19時まで)。
20時までとはいえ、動物たちの環境を考えて早く観覧が終了する動物もあります。
毎年、この夜の動物園に来ていますが、夜、暗くなってから動物を見る方が、より自然に近い感じがして、我が家では子供も大人も楽しみにしています。
幻の映画館 かもしか座
さて今回、真夏の夜の動物園に来たお目当の1つ・・・
「夜の動物園野外幻燈会 ねお・かもしか座」です。
上野動物園には、戦後、3年半ほどですが「かもしか座」という名の映画館があったそうです。
戦争によって多くの動物を失った動物園で、せめて子供達に映画で動物を見させてあげたいと、動物の生態やニュース映画などを上映していたそうです。
映画館の外観には様々なカモシカが描かれていたとのこと。
その「かもしか座」が、真夏の夜の動物園の間だけ「ねお・かもしか座」として復活しました!
場所は、子ども動物園すてっぷ館前(弁天門口近く)です。
ねお・かもしか座は、2018年8月10日(金)〜15日(水)まで。18時半から上映です。
前の方には、ゴザ席もあります。
小さい子だけにと、クッションも貸していただきました。
18時30分上映開始です!
「雨天中止」のせいでしょうか、スクリーン横には大きなてるてる坊主もw
上映作品
・モルモットとなかよくなるの歌(2012年/11分/井の頭自然文化園)
コミカルな音楽も子供にうけていました。南米ではモルモットは食べられているのですね;。
・移動動物園(1950年/白黒/17分)
インドのネルー首相より贈られたアジアゾウのインディラと、動物たちが専用列車にのって東日本の各地をめぐったドキュメンタリーです。
幻のおサル電車も映っていました。
・動物まつり(1952年/東京ニュース/7分)
・開園25周年記念「25」の生き物(2014年/7分/葛西臨海水族園)
・カンカン・ランランの生活(1973年15分/東京動物園協会)
日本にはじめてパンダが来た、第一次パンダブームのドキュメンタリー。当時は3日前から徹夜で並んでいた人もいたとか。
大のパンダ好きで知られる(若き)トットちゃんも映っていましたw
・トラもめざめる夜の動物園(2018年/15分/多摩動物公園)
閉園後の多摩動物園について、飼育員の方がコミカル?に解説していました。
自然の多い多摩動物園には、夜な夜な様々な野生動物たちもたくさんやってくるそうです。
初日は、時間を大幅に超えて大サービスで上映してくれたのもあって、あまり夜の動物を見ることができませんでしたが、夕暮れ時の涼しい風がふくなか、とても楽しいカモシカ座の映画上映会でした。
www.odekakeiku.com
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