お出かけいく

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子どもと、お出かけ行く(育)。30代パパによる、子供に何事もリアルに体験させてみようという試み。

石垣島、西表島、竹富島、八重山巡りで参考になったガイドブックや本

【2018年1月27日更新】

石垣島、西表島、竹富島巡りで参考になったガイドブック

遠いので、なかなか行けない八重山旅行。

(八重山とは、石垣島、竹富島、西表島、与那国島などからなる19の島々)

せっかく行くならばと、色々とガイドブックを取り寄せましたが、今回は特に参考になったり、旅行にも携帯したガイドブックを中心に備忘録として書き残します。

 

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今回、特にお世話になったガイドブック4選

  • ブルーガイド てくてく歩き 石垣竹富西表島(実業之日本社)
  • 西表島フィールド図鑑(実業之日本社)
  • ひとり歩きの 沖縄(JTB)絶版
  • るるぶ石垣宮古(JTBパブリッシング)

追記2つ

  • 街道をゆく6 沖縄・先島への道 司馬遼太郎(朝日文庫)

  • ていねいに旅する沖縄の島時間 かいはたみち(アノニマ・スタジオ) 

 

 

ブルーガイド てくてく歩き 石垣竹富西表島(実業之日本社)

はじめは、よくある手のひらサイズのガイドブックだと思い、書店で手に取りました。

 

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ところが、驚いたことに「島の思い出を美しく撮る 美しく撮るワンポイント講座」なるコーナーもあります。

八重山で活躍する写真家北島清隆さんによる、構図から人物の撮り方、食べ物を美味しく撮る方法、水中写真のポイントなどなど。

読んでいて一瞬、これがガイドブックだということを忘れてしまいそうになります。

「 空も海も青く綺麗に撮るならPLフィルター(円偏光フィルター)を使いましょう」というような解説には、ちょっと本格的すぎて思わずニヤケてしまいました(笑

「せっかく行くのだから、旅の思い出を綺麗に写真におさめよう」一見おせっかいにも思えますが、とても素晴らしいです。

 

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八重山諸島の動物、昆虫、植物の解説も掲載されてあります。

おおまかではありますが、こういう解説は、八重山の自然を楽しむ子連れ旅には、とても重要です。

 

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歴史やミステリー好きのパパ・ママにも満足させる内容、「与那国島の海底遺跡」の記事までありました。

自分の中でも長年の謎なのですが、はたしてこれは自然のいたずらなのでしょうか? それとも人工的な海底遺跡なのでしょうか?

 

普通のガイド情報だけではなく、旅をより楽しくなるポイントも豊富な、楽しいガイドブックでした。

石垣・竹富・西表島 (ブルーガイドてくてく歩き)

石垣・竹富・西表島 (ブルーガイドてくてく歩き)

 

 

西表島フィールド図鑑(実業之日本社)

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我が家の2歳児も、行きの飛行機の中で熱心に読んでいました。

西表島の図鑑です。

オールカラーで、熱帯の様々な動物、昆虫、植物の写真が多く載せてあります。

上記の「てくてく歩き石垣〜」には掲載されていない、少しマニアックな動植物までかなり豊富に掲載。

旅の途中で出会えるかどうかは別として、「こんな動物、昆虫がいるんだね」と子供と見ているだけでも楽しくなります。

西表島とタイトルにありますが、もちろん竹富島や石垣島でも活躍しました。

西表島フィールド図鑑 [改訂新版]

西表島フィールド図鑑 [改訂新版]

 

 

 

ひとり歩きの 沖縄(JTB)絶版

実は絶版の書籍ですが、このシリーズは数あるガイドブックの中では逸出しています。

シリーズ全て持っていますが、沖縄版も間違いなく名著です。

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この文字数。活字派には、たまりません。

必要以上にあおりすぎる食べ物やお土産物などの情報、多すぎる広告、無駄に大きい写真や、ギラギラして目障りな文字などは、一切ありません。

自分もこの本を購入して17年ほどたちますが、名所、旧蹟、観光地でも良いものは何年経っていても基本は変わらないので、今でも参考にしています。

名所などの自然の成り立ちや歴史的背景、その土地の歩んで来た道、なぜそれが特産物になったのか?などなど、知識を通して本来の旅の楽しみを教えてくれる素敵なガイドブックです。

また、それぞれの名所には☆の評価があり、

  • 「☆☆☆」・・・絶対行くべき所
  • 「☆☆」・・・・できたら行くべき所
  • 「☆」・・・・・何度もこの土地に来ているなら行くべき所

たまに???な評価もありますが、おおまかな目安になります。

 広告もあまり載せられないのと、やはり活字が多いガイドブックは日本人には不人気?だったのか長らく絶版のままですが、この本のファンも多いようなので、是非是非、改訂版を出版してほしいです!

ひとり歩きの沖縄・奄美 ひとり歩きシリーズ

ひとり歩きの沖縄・奄美 ひとり歩きシリーズ

 

 

 

るるぶ石垣宮古

定番中の定番、るるぶ

みなさんよく知っている書籍なので、あえて特には書くことがないですが、やはりビジュアル的には1番わかりやすいので 「子供にどこ行ってみたい?」など、字が読めない子でも、行ってみたいところを聞いてみることができるのがいいです。

それと新しい版がほぼ毎年出ているので、情報が新しいのも強い味方です。

るるぶ石垣 宮古 竹富島 西表島'19 (るるぶ情報版 九州 12)

るるぶ石垣 宮古 竹富島 西表島'19 (るるぶ情報版 九州 12)

 

 

ついでに、まっぷるも。

以前は、なんとなくるるぶを購入することが多い気がしていましたが・・・。

最近の「まっぷる」に付いているQRコードを読み込むと電子書籍としてスマホやタブレットで読むことができます。これはなかなか便利な機能です!

旅行は最小限の荷物に収めたいもの、しかし雑誌サイズのガイド本は結構幅を取ります。旅行前に一読して、スマホやタブレットに取り込み、現地では端末から見返して使用しています。

 

まっぷる 石垣・宮古 竹富島・西表島'19 (マップルマガジン 沖縄 2)

まっぷる 石垣・宮古 竹富島・西表島'19 (マップルマガジン 沖縄 2)

 

 

  

追記

街道をゆく6 沖縄・先島への道 司馬遼太郎

はじめ、ここまでは載せなくてもいいかな、と思ってためらっていましたが、やっぱり、この本も載せておきます。

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街道をゆく6 沖縄・先島への道 司馬遼太郎著 朝日文庫

司馬遼太郎が、沖縄復帰後まだ2年ほどしか経っていない時期に訪れた沖縄旅行記。

しかも、八重山諸島の記述は全体の3分の2以上!

石垣島・竹富島・与那国島を中心に書かれています。

 

飛行機が那覇空港を飛び立って針路を南西の石垣島にとったとき、いかにも黒潮のふるさとへゆく思いがした。

街道をゆく6 沖縄・先島への道 司馬遼太郎著 朝日文庫

という出だしから、八重山諸島への旅行記がはじまります。

 

なぜ、大きな石垣島や西表島ではなく、小さな竹富島が八重山諸島の政治、文化の中心になったのか・・・

云々

八重山の歴史、民族に触れた紀行文としては、これ以上のものはないと思われます。

もし、そういった面にもご興味がある方は、ぜひ一読されても損はないでしょう。

10年以上前に買った本で何度も読んでいましたが、旅行前と、行き帰りの飛行機の中、宿で家族が寝静まった後に、昔の八重山を想像しながら楽しんで読んだ文庫本です。

街道をゆく 6 沖縄・先島への道

街道をゆく 6 沖縄・先島への道

 

 

 

追記2

ていねいに旅する沖縄の島時間 かいはたみち(アノニマ・スタジオ)

旅行に持参はしなかったので当初載せませんでしたが、やっぱり、いい本なので最後に

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沖縄の島時間と書かれていますが、本島や本島の周辺の島々、久米島などは載っていません。

八重山諸島と宮古諸島のみのガイドブックです。

お店のチョイスが素晴らしく、どこも手作りの、民芸品のお店や、食堂、カフェ、たまに名所など、読んでいると不思議と「ていねいに旅」したくなる本です。

 

www.odekakeiku.com

旅の途中に見つけた宮良農園さん。

帰ってから読みかえすと、宮良農園さんも紹介されており、宮良農園さんの素敵なヒストリーも記載されていました。 

ていねいに旅する沖縄の島時間

ていねいに旅する沖縄の島時間

 

 読み返していると、こんどは時間をかけて、もっと「ていねいに」離島の旅がしたくなる一冊です。

 

石垣 宮古 ストーリーのある島旅案内 (単行本)

石垣 宮古 ストーリーのある島旅案内 (単行本)

 

 似た感じの本で最近のはこちら。個人で営んでる食事処や、お土産物の紹介が多いかな。お祭りなどの解説もあって丁寧な作りです。読んでいると離島の旅にでたくなります。

 

以上、あくまでも個人的な経験に基づく偏見と、率直な感想で選びました。

みなさんも、素敵な八重山の旅を〜!

 

www.odekakeiku.com

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