お出かけいく

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子どもと、お出かけ行く(育)。30代パパによる、子供に何事もリアルに体験させてみようという試み。

北海道白老 ウヨロ川フットパス サケの壮絶な遡上(そじょう)を見に行く

今回は、秋に北海道白老町ウヨロ川に、サケの遡上(そじょう)を見に行った記録です。

 

ウヨロ川

北海道に出かけたのは11月半ば。サケは生まれた川に戻ってくることで知られていますが、北海道の各河川では10月の下旬から11月の下旬の午前中 、サケが産卵のために戻ってくる遡上が見られるようです。

千歳空港に午前早めに着き、レンタカーで白老町のウヨロ川を目指します。

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空港から高速を使って、1時間弱ほどでウヨロ川に到着です。

 

イーハトーヴ・オーシャンファーム

事前に情報を得ていた「ウヨロ川フットパスコース」の案内には、近くのイーハトーヴ・オーシャンファーム近くに駐車場があるとのこと。

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着いてみると、観光地ぽくなく、駐車場もありません。

車を止める場所をファームの人に聞いたら、「サケの遡上・・・?。まだ見られるかな?気をつけて行ってきてねー。」と少し気がかりな一言を言われましたが、車を止め、いざフットパスコースを進みます。

 

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のどかな馬の放牧地が続きます。

このオーシャンファームは、活躍した競走馬の余生を送る牧場だそうです。

競馬にはあまり詳しくはないのですが、ウズシオタロー、ノースガスト、タケノベルベットなどの名馬が余生を過ごしたそうです。

 

 ウヨロ川フットパス

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ウヨロ川フットパスは川沿いを歩けるコースになっています。

思ってた以上に、静かな晩秋のウヨロ川です。

 

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娘が「いるよ!いるよ!」と叫んだ先に、いましたサケです。

しかしもう、力なく、よれよれ。今にも力尽きそうです。産卵した後でしょうか。

 

ここから先は、少し衝撃な画像が続くので、苦手な方は、このあたりまででこの記事から離れた方がいいかもしれません。

 

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少し臭うなーと思っていたら、辺りにはサケの死骸が散乱しています。

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産卵して力尽きたサケのお母さんたちの姿です。

やはりファームの人が言うようにお出かけした時は、サケの遡上の最盛期はとうに過ぎたようです

 

追記:ウヨロ川は、アイヌ語で「岩から染み出る水」という意味があるように、地下水が湧き出ている川のようです。そのため、他の川より温暖のため 、遅く冬でも鮭の産卵が見られる場合もあるようです。

 

時折、川を登るサケの遡上も何匹かは見れました。

どのサケも、川を逆らって一生懸命に登っているのですが、よれよれです。

今にも力尽きて、川の流れにまかせて流れていってしまいそうです。

しかし最後の力を振り絞って少しでも上へ上へと遡上していきます。

ここまでして、なぜ産卵するのだろうと考えさせられます。

子孫を残すため。

それ以上も、それ以下もありません。

 

これほど、サケの亡骸を見ても不思議と、気持ち悪いとかいう感情になりませんでした。

 

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ただ、なんというか、生命のなんとも言い切れない切なさを感じました。

妻も、そして1歳娘も同様な思いをうすうす感じ取ったようです。

はたして、ここに来てよかったのか?

このタイミングで、こんなところに来るべきではなかったのか?

いろいろ家族で話しましたが、本格的なサケの遡上は見れなくても、来てよかったと結論に達しました。

 

朝食の焼き魚として。

回転寿しでは、子供に人気のネタとして。

おにぎりの具の定番として。

サケには日々色々と、お世話になっています。

鮭への、生き物への思いが、変わった体験でした。

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ウヨロ川フットパスのコースは、途中から荒れていました。

 

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どうやら大雨で荒れてしまっていたようです。

ヒグマの目撃報告もあったようです。

川べりを15分ほど歩いたところで、引き返すことにしました。

 

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放牧地を帰ります。

娘が興味津々で見ていると、人懐っこい馬さんが、走って近づいてきました。

 生きとし生けるものに、幸いがありますように

 

ウヨロ川フットパスコース

Uyoro Footpath

フットパスマップは下記のところで入手できるようです。

(A2版カラー両面 1部200円)

 

萩の里自然公園センターハウス

〒059-0922 北海道白老郡白老町萩野317−1

  TEL:0144-84-2222

 

オーシャンファーム

〒059-0921 北海道白老郡白老町石山171−60

  TEL:0144-83-3365