お出かけいく

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子どもと、お出かけ行く(育)。30代パパによる、子供に何事もリアルに体験させてみようという試み。

上野の数寄フェス2017へお出かけ。上野公園に山門が出現!舟を作ったり、古民家巡りをしたり。

今回は、上野公園で開催されている「TOKYO 数寄フェス2017」へお出かけ。

開催期間は、2017年11月10日(金)〜11月19日(日)まで。

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上野公園と谷中地区にまたがって開催されています。

 

プラネテス 大巻伸嗣

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上野公園に着いて、まず目に飛び込んでくるのが、寛永寺の山門「文殊楼」をモチーフにした大きな門。

 

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東都名所 上野東叡山ノ図  広重 国立国会図書館

実際に上野公園の地にかつて存在した、寛永寺の文殊楼(吉祥閣)を再現しています。

 

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浮世絵にも描かれているように、文殊楼の当時の位置は、清水観音堂のそばにあったようです。現在の噴水広場のあたりには、根本中堂があったとか。

 

ティーテイスターフォレスト  橋下和幸 with ITO ENティーテイスター

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昨年に引き続き、伊藤園さんもお茶のふるまいがありました(期間中、週末の日中のみ)。

 

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「素敵な景色を眺めながらお茶をいただく」という夢をかなえるために作られた移動式住居。実際に、中に入ることもできます。

 

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こちらには、こたつを完備!

 

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こちらは移動茶室。ちゃんと炭を置く炉までありますよ。

我が家の4歳娘は大興奮。

茶道は心を落ち着かせるものですが、こんな茶室で一服できたら、大人でもテンション上がってしまいそうです。

 

藝祭御輿「上野文化の杜賞」受賞作品展示

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本年度の新入生によって製作された御神輿。芸術学部だけでなく、音楽学部の学生たちも共同で製作に関わった力作です。

 

上野造船所 不忍池 舟プロジェクト 日比野克彦+海部陽介+石川仁

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アーティストの日比野克彦氏、人類学者の海部陽介氏、探検家の石川仁氏による共同プロジェクト。

 

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3万年もの昔、日本人は海を渡ってやってきたそうです。

 

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葦船を実際に作成していました。

 

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自由に参加できるワークショップも開催(週末午後)

 

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我が家も、枝や、木の葉で船を作ってみました。

 

谷中アートプロジェクト「The Whole and The Part /全体と部分」

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期間中、谷中にある3箇所の古民家を解放して、アート作品を展示しています。

 

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いただいた地図をもとに、谷中散策です。

 

旧谷邸

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路上に落書きされた小道に入って

 

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ケンケンパをしていると・・・

(これはアート作品ではなく、近所の子たちがたまたま描いていたようですw)

 

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旧谷邸に着きました。

 

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友達の家にでも上がらせてもらうような、不思議な感覚です。

約100年前の大正に建てられた古民家で、以前は馬が飼われていたとか。2011年に住人の方が亡くなってから、ずっと手つかずのままだったそうです。

 

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これは、この古民家かから出てきた、住人の方が集めていた趣味の品々を並べたアート作品。

 

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まだどなたか住んでいるような、不思議な感覚のするお家でした。おじゃましました。

 

市田邸

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国の有形文化財建築物として登録されている古民家です。

 

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奥には、大きくて厚い扉の蔵まであります。なにやら映像が流れていました。

 

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市田邸は、イベントがある度によく解放されています。とても落ち着く、古き良き日本家屋です。

 

旧平櫛田中邸

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今回、一番楽しみにしていた場所「平櫛田中邸」。

107歳まで大往生した彫刻家の平櫛田中が、50年近くにわたってアトリエ兼住居としていました。

 

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建てられたのは1919年。横山大観、下村観山、木村武山らの画家たちの支援によって建てられました。

 

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アトリエは、天井までの高い窓から、自然光がいっぱいに入ってきます。

 

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ここは、あまり一般公開されません。とても良い機会に恵まれました。

 

ちなみに芸大にある岡倉天心像は、平櫛田中の作品です。

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 岡倉天心を敬愛していた平櫛田中。まさに数寄フェスにふさわしい場所かもしれません。 

 

 

 

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昨年もお出かけしましたが、昨年よりも規模、期間ともに大幅にグレードアップした数寄フェス。

2017年11月19日(日)まで開催しています。

 

 

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