以前、書いた昨年の入谷朝顔市の記事は、夕方〜夜の非常に混んでいる時に行ったため、肝心の朝顔が、あまり撮れませんでした。今回は、人が少なく、朝顔の咲きはじめる、早朝にお出かけです。
朝5時、入谷に到着です。
人もまばらかと思いきや、意外に人出があります。
とはいえ、まだ5時。客より業者さんの方が多いです。朝の品出しで忙しいのか、あまり声かけもなく、逆にゆっくり見れます。
入谷鬼子母神
まずは、入谷鬼子母神をお参り。境内も少なく、並ばずにお参りできました。始発も動き始める頃なので、やはり地元の人、マラソンの人くらいです。すでに境内にも、たくさんの朝顔が並んでいます。
「朝顔守り」カチカチと火打石でお清めして「何妙法蓮華経〜」とお唱えしていただけます。朝顔守り大900円、小500円。
その横では、お土産さんも5時からやっていました。
半纏折手拭800円。昨年お土産で購入しました。ほどいたら最後、半纏に折れなさそうなので手拭いですが、ほどかずに今でも半纏のまま飾っています。
境内では、大輪朝顔(信楽焼き鉢使用)で5,000円の朝顔も。
朝顔も良いのですが、この短冊と、竹製のあんどんも素敵です。
朝顔の品種や値段
一般的な、鉢に4色入った朝顔は、だいたい2,000円。
粋な朝顔として人気な団十郎は、だいたい3,000円。
この団十郎の由来は、二代目市川團十郎が、歌舞伎の中で用いた衣装の色が海老茶色だったことにちなんで、つけられた名前だそうです。この前、亡くなられた市川團十郎さんが十二代目ですから、二代目って、そうとう昔の話ですね。調べたら二代目市川團十郎は、やはり1700年前半の享保年間、あの8代将軍吉宗公の時に活躍された方でした。朝顔の色を、歌舞伎役者の衣装から名付けるとは江戸の人々は、やはり粋ですね。
こちらも、最近よくみる、宿根朝顔 3,000円。琉球朝顔、オーシャンブルーとも言うそうです。そういえば沖縄で、よく見た記憶があります。独特の青みがかった、綺麗な朝顔です。
朝顔の値段は、出店に朝顔組合出発行の定価表が貼ってあります。お店によって値段が大差あるわけではないようです。小ぶりなもので500円、2,000円、3,000円が主流で、高くて5,000円ほどでしょうか。送りたいと言うと、宅急便の伝票を持ってきてくれます。
毎年7月6日〜8日開催。開催時間は、朝5時からやっているところが多いですが、公式には6時〜23時のようです。午後17時〜21時半までは、言問通りも通行止めになり、屋台も賑わいます。学校帰り、お勤め帰りに立ち寄られてみては、いかがでしょうか。
場所:東京メトロ日比谷線入谷駅すぐ JR山手線 鶯谷駅徒歩約3分
都バス 上26(上野松坂屋〜亀戸駅)草41(足立梅田町〜浅草寿町)
入谷鬼子母神バス停(通行止のため少し迂回しますが、近くで下車可)
トイレ:設置トイレ少なめ。
ベビーカー:△ 人が多いので、だっこの紐の方が良い。
【2016年7月お出かけ】